【VTuber/VTube Studio】Live2Dで活動できるまでの流れ・作り方・なり方

星詠れい
星詠れい

おはこんばんにちわ🎵

VTuberとして配信を始めたいと考えた方向け
または、VTuberになるのに必要なことってなんだろうと考えた人向けに
大雑把な流れを書いていきます。
細かい部分で大変なところなどもありますので、参考になれば幸いです。

よろしくお願いいたします。

はじめに

この記事では、星詠れいの経験をもとに様々なところから参考にしながら必要だと思った部分のみ書き出していきます。
とても多くなってしまいましたが、それでも始まるまでには準備が大変なことと費用もそれなりにかかるといったことがわかりました。これらをまとめていっています。

なお少しずつ追記していく形となりますので、書きかけの部分があるかもしれないことはご了承ください。

Live2D配信ができるようになるまで

ここではLive2Dソフト(トラッキングソフト)としてVTube Studioを選択した場合での流れになります。
他のトラッキングソフトでいうと、以下のようにありますが、うちの場合はVTube Studioを選択しました。

インフォメーション
トラッキングソフト一覧表
タイトル内容備考
VTube Studioデメリットが少なく、始めやすい印象
AnimazeFaceRigの後継機
nizimaLIVE日本発トラッキングソフト
FaceRigサポート終了なこともあり、他トラッキングソフトが優先されそうサポート終了
トラッキングソフト一覧

Live2Dのモデルの依頼の流れ

依頼するイラストレーターとモデラーを検討する

ネット上には多くのLive2Dの作成を請け負っている人達がいます
多くの人のVTuberを見てみて、自分の気に入った動きをするモデルやイラストがあれば検索してみるといいでしょう。
VTuberが「ママ」と「パパ」を公称しているのであれば基本的には以下のようになります。

インフォメーション
「ママ」と「パパ」
タイトル内容備考
ママ・イラストレーター
・絵師
キャラデザイン
イラストなどを描いた人
(パーツ分けもセットでやる場合が多い)
パパLive2Dモデラーパーツ分けしたイラストを動かせるようにした人
(モデリング)
「ママ」と「パパ」
立ち絵の依頼&パーツ分けの依頼

イラストレーターさんに依頼をしていきます。
その際にはパーツ分けは可能なのかどうかも確認しておくといいでしょう。

モデリングの依頼

Live2Dモデラーさんに依頼をしていきます。
モデラーさんの中ではコースを複数設定している場合があります。
コースをよく読んで自身に合ったものを選んでいくといいでしょう。

iOSのiPhoneX以降のスマホを購入する

・「Face ID」搭載のiPhoneX以降機種を購入する
・他のAndroid機種やWebcamでも可能だが、可能であればApple製品を購入しましょう

VTube Studioを試しに使ってみる

・デフォルトでサンプルのモデルデータがあるので使ってみる
・SteamのVTube Studioをインストール
・iPhoneのApp StoreでVTube Studioをインストール
・それぞれで起動する

カメラの位置を調整する

・モニターの上にiPhoneを設置する

VTube Studioのプロ版(DLC)を購入する

・動作確認してみて問題なければ、プロ版(DLC)を購入する
・iPhone持ちであればiPhone側でプロ版を購入するだけでOK


ここまでできたら、後はLive2Dモデルが届くまで待ちましょう。
その間にVTube Studioの機能を勉強しておくといいかもしれません。

Live2Dのモデルの受領後の流れ

完成したLive2Dのデータを受領する

・ここまでに数か月はかかる
・モデルデータ一式をGigaFileなどでやり取りして受領する

VTube Studio内での機能を使って調整する

・キャラクターセレクト画面からモデルをインポート
・モデルのアイコンを設定
・キャリブレーション(校正)を行う
・トラッキング設定画面で設定を調整する
 ・入力用パラメータを調整する
・透過を許可するにチェックマークを入れて透過状態にする

STEP.3(Ver1)
OBS StudioにVTube Studioの画面を映す

・OBS StudioでゲームキャプチャでVTube Studioを選択する
・画面にVTube StudioのLive2Dが映し出されていれば成功です
・ひとまずLive2Dを画面に出す準備は完了です

STEP.3(Ver2)
OBS StudioにVTube Studioの画面を映す

・OBS Studioにプラグイン「Spout2」を導入する
・OBS StudioでSpout2でVTube Studioを選択する
・画面にVTube StudioのLive2Dが映し出されていれば成功です
・ひとまずLive2Dを画面に出す準備は完了です

【OBS|プラグイン】VTube Studioの背景画面を透過してOBSに映せる|[Spout2]

VTuberになるために必要なもの

必要なものを書いていきますが、おそらくですがPCは購入済と考えた場合に一番お金がかかるのはLive2Dモデルデータとなるでしょう。
次点でカメラ類となります。

インフォメーション
VTuberになるために必要なもの
タイトル内容備考
Live2Dモデルデータ.moc書き出し用データ
カメラAppleの「Face ID」搭載アイフォン
アーム類アイフォンをモニター上に固定するため
PCOBS Studioを使うために必要
VTube StudioSteamでの無料ソフト配信に使うには有料Pro版必須
OBS Studio配信用ソフト
VTuberになるために必要なもの

Live2Dモデルデータ

VTube Studioに入れるために必要なLive2Dモデルデータの一覧が以下のようになります。
Live2D側で作られたファイルとVTube Studio側で作られたファイルがあります。
VTube Studio側で作られたファイルも受領したデータにあれば、そのまま使えると思います。

インフォメーション
Live2Dモデルデータ一覧
名前内容備考
〇〇〇.0000📁モデルのパーツPNGが入っているフォルダ
0000部分はテクスチャサイズ(8192や4096や2048など)
Live2D側フォルダ
texture_00.pngフォルダの中に入っているもの
テクスチャアトラスに設定された画像が入っている
Live2D側ファイル
texture_00は作者による
〇〇〇.cdi3.json📄パラメータ情報のファイルLive2D側ファイル
〇〇〇.moc3📄VTube Studio等のアプリケーションで使用するためのファイルLive2D側ファイル
〇〇〇.model3.json📄moc3ファイルとテクスチャアトラスを結びつけるデータが記載されたファイルLive2D側ファイル
〇〇〇.physics3.json📄物理演算データの設定ファイルLive2D側ファイル
〇〇〇.vtube.json📄Vtube Studio設定情報VTube Studio側ファイル
items_pinned_to_model.json📄Vtube Studio設定情報
いつからか追加されるようになったファイル
VTube Studio側ファイル
△△△.exp3.json📄表情ファイルエディタで設定されたデータVTube Studio側ファイル
△△△.motion3.json📄アニメーションで設定した各シーンのモーションデータLive2D側ファイル
Icon_〇〇〇.pngアイコンを表示するために使うものVTube Studio側
Icon_〇〇〇は自由記載
受領されるモデルデータの一覧(一部ない場合もあります)
〇〇〇は全く同一の名前(モデルの名前を入れるところ)
△△△は全て異なる名前(表情ファイルやアニメーションで設定した名前)

VTube Studio(Steam)

Steamで使えるソフトの1つになります。
VTube Studio(VTS)は、ドイツ在住のアーティスト・開発者である Denchi さんによって開発された、LIVE2D専用のリアルタイムフェイストラッキングソフトです。

カメラ類

上の記事で詳しく書いています。
結論としてはiPhoneX以降の「Face ID」搭載機種がおすすめになります。

アームやスタンド類

iPhoneを固定するためのアームやスタンド類

iPhoneを採用する場合には、カメラとして使うために何かしら固定するものが必要になります。

PCの配信機器

インフォメーション
PCの配信機器
タイトル内容
パソコン本体ある程度のハイスペックデスクトップパソコン
キーボード持ってたらOK
マウス持ってたらOK
モニター持ってたらOK
ただ、配信するのであれば2画面はほしい
マイク持ってたらOK
PCの配信機器
インフォメーション
PC本体の星詠れいのおすすめスペック
タイトル内容
OSWindows11
CPUIntel Core i7以上の最新世代
2024年3月時点ではCore i7 14700Kがいいかも
CPUクーラー簡易水冷にしましょう
空冷は冷却が追い付かない可能性大
今の簡易水冷は非常に優秀で6年の保証期間を設けていることがある
GPURTX3060以上
できれば高性能のグラボがいい
2024年3月時点ではRTX4070Superがコスパよくおすすめ
メモリ32GB以上はほしい
余裕あれば64GBで
Win11は思ったよりメモリ容量を食うので16GBでは足りない
電源ユニット850W
少なくとも750W以上はほしい
ストレージSDDで1TBはほしい(M.2 SSDも可)
ゲーム用サブSDDも別途あるといいかもしれない
PC本体の星詠れい推奨スペック

OBS Studio

OBS Studioは配信用ソフトです。
元々配信をしていた方ならOBS Studioが多く使われていると思うのでそのまま使えると思います。
もちろん他の配信ソフトでも可能なのですが、ここでは星詠れいの使用する配信ソフトOBS Studioで説明していきます。

Live2Dモデルの依頼

モデルが出来上がるまでに必要なのは、立ち絵とそれをもとにしたパーツ分けとLive2DモデラーによるLive2D化が必要になります。
上の記事をご覧になっていただいて、どういう流れで依頼をしていけばいいのか知っておくと困らないと思います。

VTube Studio

こちらはVTube StudioのWikiに相当するサイトです。
全て英語になっていますが、日本語に翻訳することが可能なのでチェックしてみるといいかもしれません。

モデルデータをVTube Studioに入れる

SteamにLive2Dモデルデータを入れる場合とiPhoneにLive2Dモデルデータを入れる場合をそれぞれ書いてみました。
それとデータの大雑把な中身についても書いてあります。

キャリブレーション(校正)を行う

用語:キャリブレーション

「目盛り」や「調整」を持つ言葉。
測定器で標準通りの値を得るために、標準器などを用いてその機器の偏りを計測したり、正しい値になるよう調整したりすること。

トラッキング設定画面

インフォメーション
トラッキング設定画面
タイトル内容備考
タイトル当該項目の説明
Live2Dモデラ―さんが名前をつけていくところ
分かりやすい内容にしている
基本は触らない
IN入力用パラメータの設定
トラッキングソフトから検出されるパラメータ
基本は触らない
OUT出力用パラメータの設定
Live2Dソフトで設定されたパラメータ
基本は触らない
スムージング0に近いほどトラッキングに合わせたスピードで素早い動きになる
100に近いほど動きがゆっくり滑らかな動きになる
基本は触らない
必要な時に少し調整しておくといい
自動まばたきランダムでOUTの数値が下限から上限まで動く基本はOFF
自動呼吸一定周期でOUTの数値が下限から上限まで動く基本はOFF
ONにすると挙動がわかるのでチェックだけならあり
呼吸(Bress)だけONにする
INの数字カメラから読み取った自分の顔の動きの数値。
顔を動かすとリアルタイムで変わります。
調整するときはここをメインにする
OUTの数字INのデータから出力されたLive2Dのモデルの数値。
INの数字と連動して動きます
基本は触らない
トラッキング設定画面

触らないとしている理由としては、Live2DモデラーによってはLive2Dモデラー側で設定してある場合があるからです。
その場合Live2Dソフト側での動きに合わせてOUTの数字での上限下限も決めていたり、スムージングでは動きの滑らかさを予め調整してくれていることがあります。

配信主が調整をするとき

基本的には入力用パラメータの調整だけに留めます。
出力用パラメータはいじらないようにしましょう。
出力用パラメータはモデラ―さんが設定してくれている場合があります。

調整のやり方については先人のブログサイトやノートがありますのでこちらで確認するのがいいかもしれません。
星詠れいもこれらの記事を参考に調整をしてみました。
これらから考えるにやっぱり入力用パラメータだけの調整だけで十分と考えました。

キーバインドの設定

キーバインドを設定すると、ボタンを押すだけで自動で設定した内容を発動することができます。
内容は多岐にわたります。以下のように様々な操作が可能です。
・スクリーンショットを撮ること
・設定した表情ファイルをホットキーで一発で切り替えてくれる
・VFX(Visual Effects)の映像効果をホットキーで切り替えてくれる
といったことができます。

OBS Studioで背面透過するための準備

元々はOBS Studioの中で、ソースの「ゲームキャプチャ」を選択し、SteamのVTube Studioの画面を映し出すことは可能です。これがSpout2が対応されるまではそうでした。今でも使えます。

ここでは別の方法ですがOBS Studioのプラグインとして「Spout2」を導入します。
導入したらOBS Studioの中で、ソースの「Spout2」を選択し、SteamのVTube Studioの画面を映すことが可能になります。
こちらのプラグインの場合は動作がゲームキャプチャより軽いことと、使いやすさから導入をおすすめします。
VTube Studio内でもSpout2専用の選択項目があるので推奨されていると考えられます。

スクリーンショットや動画に関して

X(Twitter)やYouTube、Twitch等でサムネイルや動画に使用するVTuberの立ち姿を撮影する方法についてまとめています。
スクリーンショットの撮影方法や動画の撮影方法についてもここでまとめてみました。
その際についでに使える表情ファイルエディタについても記載しています。

スクリーンショットの撮影方法

基本的なスクリーンショットの撮影方法について記載しています。
スクリーンショットを撮る際の手法はいくつかありますので、それぞれ個人に合ったやり方で撮影していくといいかもしれません。
複数のやり方を記載しているので参考になっていただければ幸いです。

表情ファイルエディタで可愛い見た目作成

表情を自分で思い通りに作りたいとした場合に使うやり方になります。
表情を固定することが可能なのでスクリーンショットを撮る際にはとても便利になることでしょう。

透過された動画の撮影方法

通常の動画撮影はもちろん、背景が透過された動画の撮影方法について記載しています。
その場合の注意事項もいくつかありますので、記事をご覧になって頂いて理解をしておくことを勧めます。

もしあると便利な追加機器

Stream Deck

プラグインの中に「Vtube Studio」というものがあります。
名前の通りVtube Studioに対応しています。
キーバインドやLive2Dの設定の一部をStream Deckのボタンで完結することが可能となっています。
非常に便利だと思ったので、使ってみるといいかもしれません…!

Xなどでの告知とかに使える参考ブログ

おはようVTuber

おわりに

VTuberになるために必要なことって案外多く感じられましたかもしれません。
ですが、これらが本当に準備が必要なものとなっているので想像以上にVTuberになるのも大きな人生の転換点になるものになっているのです。お金もそれなりに掛かりますし、今後継続していく力も必要になってきます。

ですので、こういった流れがあることはリスナーさんもVTuberさん本人も配信者も全て少しだけでもいいので頭の隅っこにしまっておいて、応援していってくれると嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

VTuber / VTube Studio 記事一覧

VTuber / VTube Studio まとめ

VTube Studio

Live2D

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星詠れいのTwitchリンク

星詠れい
星詠れい

こちらは主に活動しているTwitchのチャンネルです。
こちらの方で配信を行っています。

基本的にはアーティストを使って世界1位のカラスダウン数を目指していくというものになっています。
星詠れい自体はリアルの方で発達障害や社会不安障害などを抱えており、一般的に言うとものすごく人見知りします。そしてあまりしゃべらないような人です。
配信でも基本的には自発的に話すようなことはしないのですが、話題を振って頂いたら基本的にはお返しするように頑張っています。

他の多くの配信者のようにおしゃべりが得意といったそういった特徴は持ち合わせていません。
そこで配信にとっては不利になってしまいます。
それでもDBDのアーティストって楽しいんだよという魅力を伝えていくために活動しています。
よければぜひ遊びに来てください。お待ちしています!

星詠れいのYouTubeリンク

星詠れい
星詠れい

こちらはYouTubeの星詠れいのチャンネルになります。
こちらでは、配信での切り抜きがメインとなります。
主にプレイするゲームはDead by Daylightです。その中でもアーティストのみを使っています。

主に取り扱う切り抜きは以下の通りです。
・全滅をとるのに非常に大変だった試合
・難易度の高いチェイス中2連カラスを達成した試合
・一人でも通電後に逃げられた人がいた試合
になります。他の方とは異なる形のものをあげていきます。
星詠れいは負けても全然問題ないですし、それも魅力の1つだと思っています。
むしろ、負けた試合から何かを学べることも大事だと思いますので恥など感じず公開していきます。

よかったらYouTubeのチャンネルを登録してくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。

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