【ゲーミングパソコン】ストレージ(HDD)の基礎・おすすめ・選び方

ストレージ

用語:ストレージ

Storage(ストレージ)
日本語訳:「貯蔵」「保管」


パソコン用語ではHDDやSSD等の名称で呼ばれている記憶媒体の総称
M.2 SSD、2.5inch SSD、3.5inch HDDが主流です。

おすすめのストレージ組み合わせ

おすすめの組み方について星詠れいの参考例を出しておきます。
SSDにはシステムとゲームと動画編集あたりのものにして、HDDには大容量データ保管用にするのがいいと思います。

また、M.2 MVMe SSDについては星詠れい個人でのおすすめはWestern Digitalのメーカーです。
HDDも同じくWestern Digitalがいいでしょう。
Western Digitalに偏ってますが、それだけにここのメーカーは優秀だということです。

タイトル内容備考
CドライブM.2 MVMe SSD(1TB)極力システムだけにする
M.2 SSDにすることで快適にする
DドライブM.2 MVMe SSD(2TB)ゲームデータを入れる
専用のM.2 SSDがある方がいい(ゲームを快適にする目的)
Eドライブ
以降
高容量HDD等(10TB)動画や写真など大容量なもの
これは3.5inch HDDでもいいし、2.5inch SSDでも良い
キャプション

HDDのメーカー

これら3大メーカー以外はこの中のいずれかのメーカーの製品を受け取っての組み立てになります。
以前はこれらのメーカー以外にも製造メーカーは存在しましたが、廃統合を繰り返して現在の3大メーカーだけになりました。

タイトル内容備考
Western Digital物理障害はSeagateより起きにくい傾向IBMがHGSTに買収(2003年)
Komag買収(2007年)
HGST(日立のグループ)買収(2012年)
Seagate Technologyほぼ全てのHDD構成パーツを自社生産完結AuantumがMaxtorに買収(2001年)
MaxtorのHDD事業買収(2005年)
SamsungのHDD事業買収(2011年)
東芝デバイス&ストレージ2.5inch以下の小型ドライブが得意
物理障害はSeagateより起きにくい傾向
パナソニックの北米HDD開発センターを買収(2005年)
富士通のHDD事業を東芝へ譲渡(2009年)
HGST:日立グローバルストレージテクノロジーズ

SSDとHDDの特徴

ストレージの使い分け

タイトルSSDHDD
消費電力控えめ比較的大きめ
静音性駆動部分がなく無音に近いシーク音(カリカリ音)が発生する
円盤を回転するためのモーターがあるため
耐衝撃性駆動部分がなく故障しづらい故障リスクがあり、熱に弱い
高速回転する円盤と磁気ヘッドを搭載しているため
データ転送速度早い
メモリチップに直接なので高速
遅い
円盤に磁気ヘッドによってデータを読み書きするため
容量まだ大容量は出ていない
多くて8TB程度
大容量は出ている
円盤の枚数を増やせば増加可能
20TBや30TBも存在する
寿命長い短め
価格単価では高い単価で安い
用途システム(Cトライブ)
ゲーム
動画編集
動画・写真・音楽などの大容量データ保管
データのバックアップ
キャプション

速度の違い

タイトル速度備考(最大データ転送速度)
M.2 MVMe SSD市販品では最速最新規格PCI Express 5.0 x4レーン(15.75GB/s)
普及規格PCI Express 4.0 x4レーン(7.88GB/s)
M.2 SATA SSD早い最新規格SATAⅢ(600MB/s)
2.5inch SSD早い最新規格SATAⅢ(600MB/s)
HDD市販品では遅い
(140MB/s程度)
7200rpm(210MB/s)
5400rpm(175MB/s)
キャプション

HDD

用語:HDD

HDD:Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)

磁気ディスクに物理的にデータを書き込む
記録媒体となる磁性体を塗布した金属製のディスク(プラッタ)を高速で回転させ、磁気ヘッド(スライダー)を使ってデータの読み書きを行います。

用語:RPM

RPM:Revolutions Per Minute
1分間あたりの回転数

ハードディスクは円盤形でサイズは「2.5インチ」「3.5インチ」があります。
同容量であれば2.5インチの方が高額です。また「RPM」の単位で表記される回転速度もいくつかの種類があり、数値が大きい方が処理速度が速くなります。HDDは年々容量が大きいものが発売されており最近では10TBを超えるものもあります。

強い部分としては、大容量HDDを低価格で販売されているところです。
そのため、動画などの大容量のファイルデータが必要な時はこちらが適しています。

参考ブログサイト

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