【株|📚基礎知識🏷️】出来高についての格言|ヨコヨコ期間が大切|売り枯れを狙う

星詠れい
星詠れい

おはこんばんにちわ🎵

この記事では出来高について話すのと同時に、ヨコヨコ期間を作るのが大切な理由についてお話しようと思います。

よろしくお願いいたします。

はじめに

出来高とヨコヨコ期間という言葉が出てきましたので、これの説明と個人投資家はどう捉えて動けば良いのかをお話しようと思います。

出来高について

用語:出来高

期間中に成立した売買の数量

成立した取引の売りと買いをひとつの取引としていくとして、
売り1000株、買い1000株で売買取引が成立した場合の出来高は1000株になります。

出来高の多い少ないの違い

出来高については多いときと少ないときではぜんぜん違う動きになってきます。
それを簡単に説明してみます。

出来高が多い時

出来高が多い時というのは動意が付いている銘柄の可能性が高いです。
特に外資系証券会社のマーケットメイクのみの板での取引以外では、デイトレードや個人や大口の機関投資家の売買やヘッジファンドの空売りなどによって多くの出来高を作っていきます。
そしてその場合、多くの場合では株価が上昇している可能性は高いでしょう。

ただし、逆の場合もあります。
企業価値が損なわれるような悪決算や悪材料で、売りたい人が増えた時に一時的に株価が下落します。
そういった時に出来高が多いと手放した人が多いと読み取ることができます。
こういう時でも出来高は多く作られるでしょう。

出来高が少ない時

逆に閑散とした銘柄ではマーケットメイクだけでの取引となるので自然と出来高は減っていきます。
市場から注目されていない状況ではありますので、以下のいずれかのパターンになることが多いです。
①静かに株価が動かない
②ちょっと上下するか程度
になることが多いでしょう。

ネット上ではこういう風に言われることがあります。
バーコードチャートという言葉です。
株価があまりにも上下に動かなさすぎてバーコードのような形状をした日足チャートを描いている銘柄のことを指しています。
流石にここまで行くと低位株くらいでしか発生しませんが、1000円以上の株価であっても10円単位でしか動かなかったりしたらほぼバーコードチャートのように描かれているのがあります。
こういう時は売りたい人がいなくなるのでこういう風になると思います。

このように違いがあるので、出来高によってできる出来事を他の出来事と関連付けて意味を理解するといいかもしれません。
そこで、今回は出来高減少がなぜいいのかを解説していくものとしています。

トンピンさんの出来高減少にまつわる言葉

トンピンさんがこういうってことは出来高を減らすことが非常に重要だということが示されています。
なぜ出来高を減らすことが次の株価上げに繋がるのかその理屈についても考えてみなければなりませんね。
というわけでこれを考察してみることにします。

数々の言葉に対する苦言

出来高減少は相場終了
少し下がれば相場終了
チャートがぁ 指標がぁ
これらの言葉は嘘だということを言われています。

出来高減少は相場終了

出来高減少しないと次の上げは来ません

少し下がれば相場終了

押し目や上げ下げを経て株価はトレンドを作ります

チャートがぁ、指標がぁ

全ての指標を何万回バックテストを行った結果、5割を超える指標はありませんでした

需給玉が見える

眼科に行った方が良いでしょう

トンピンさんの言葉

株価上昇より出来高減少を喜ぶ

需給玉というのは本当は見えるはずのないものだと思います。
見える人がいるらしいのですが、オカルト過ぎて再現性がまったくないように思います。
デイトレはアルゴリズム取引によって勝ちづらい印象ですし、中長期に関しては事後に出る信用取引の買い残と売り残と貸付残の数値を見ないと本当の需給はわからないと思います。

株価上昇より出来高減を喜べるようになってきたら
ようやく小学2年生

トンピンさんの言葉

出来高は減らすもの

出来高を減らしたら株価は上がるという流れについての説明です。
出来高が増えないとアカンというのはそれはそうなんですが、本質から外れていることですし個人投資家がここに飛びつくというのは実は損失を抱えやすくなってしまう原因の1つとなっている可能性が高いです。
個人投資家が戦うならここではないと考えます。

200万近くやって100円上げて、100万位やって50万位に枯らして
また200万近くやって100円上げて、100万位……….

のループで上がってくわけや

出来高増えないとアカンとか言う本やアッポちゃんインフルエンザーは株の仕組みを知らなすぎて泣けるw

出来高は減らすもの🩳

トンピンさんの言葉

このポストについてわかりやすく独自に纏めてみたものを次の表に作ってみました。
これがわかりにくかったりしたら申し訳ないです。できるだけわかりやすくしてみましたが・・・。

日数株価株価
前日比
株価
初日比
出来高出来高
前日比
備考
0日目1000円+0+050万+0ヨコヨコ期間中
1日目1100円+100+100200万+150万出来高急増&短期急騰
2日目~3日目1080円-20+80100万-100万短期組の利確
4日目~10日目1050円-30+5050万-50万ヨコヨコ期間
11日目1150円+100+150200万+150万出来高急増&短期急騰
12日目~15日目1130円-20+130100万-100万短期組の利確
16日目~35日目1100円-30+10050万-50万ヨコヨコ期間
36日目1200円+100+200200万+150万出来高急増&短期急騰
37日目~40日目1180円-20+180100万-100万短期組の利確
41日目~60日目1150円-30+15050万-50万ヨコヨコ期間
61日目1300円+150+300200万+150万出来高急増&短期急騰
株価が上がっていくイメージ

表を作ってみましたが、おそらくこういうイメージで上がっていくんだということを伝えているんだと思います。
株価と出来高の変動のイメージです。
急騰する時は一瞬で多くの出来高を作っていきます。
その後に短期で利確したい人たちの売りを吸収しながら出来高を減らして落ち着いた株価のところまで行くという感じです。
その後に何らかの好印象IRで次の短期急騰ができ、再び株価が上がり出来高も増えていきます。
これを繰り返していくから基本は出来高が減っても悪いことではなく、場合によっては出来高を減らすことも大事な時があるのです。

注意点!

反対の意味での出来高減少の場合は注意

ある企業が粉飾決算や不正ニュースなどを出す悪印象のものが出た場合は、投資家たちの動きとしては買う人が少なくなって、売る人がすごく増えるという場合でも同じように出来高が減ってしまいます。
売りたい人(供給)が激増して、買いたい人(需要)が激減してバランスが崩れてしまうと、ストップ安になります。
この場合というのはここでは基本考えないこととします。

この記事では今後も成長する企業で、株価の成長も期待できるものというのが基本としての出来高減少はどうしていいのか?というものを説明していますので、勘違いにはご注意ください。

株価が低迷してて、投資家たちの適切な株価が一致した時にようやく出来高が落ち着くと思われます。
そういう意味でいうと出来高減少となるのですが、注意なのは業績悪化が予想される時や上場廃止が予想できる時は新規の買いが入る可能性が少ないことを考慮したほうが良いと思われます。

業績悪化が予想される時というのは、円高局面になればダメージを受けやすい輸出系企業のことだったり、円安局面になればダメージを受けやすい輸入系企業のことです。
こういう企業は決算等のIRでドル円レートの想定レートが絶対にあるはずです。
想定レートと現在のレート、これからの為替の方向性によっては決算時に業績悪化が予想される場合があります。
こういう場合はどこまで株価が落ちてくるか予想できないので注意が必要です。

上場廃止が予想できる銘柄である場合は、ある程度出来高が落ち着いた後はリバウンド狙いで入ってきたりとかの想定が考えられます。
なので、投機目的で入ってくるのかなと思いますね。
だからリスクを抱えて買うのはおすすめしませんし、今後の企業の成長が期待できる銘柄の方を探して入るほうがいいでしょう。
こういう銘柄はどんどん下落し続けていく可能性が高いのです。

なぜ出来高を減らすのが大事なのか

出来高があるということは売る人と買う人が両方いることが確定しているわけです。
そしていずれかの売る人がいなくなったり、買う人がいなくなったら出来高は積み重なりません。

買いたい人がたくさん並んでいても売りたい人がいなければ株の売買は起こりません

売りたい人がたくさん並んでいても買いたい人がいなければ株の売買は起こりません

出来高が減るということは売りたいと思う人がすごく減って売らなくなる状況だということがまず第一に言えます。

株価の上昇を目指すなら「売り枯れ」を起こす

確認しておきたいことは、将来的な需給状態をチェックします。
信用買いの株数と空売りの株数を比較して空売りの株数の方が多いことを大前提とします。
こうなると買い戻しでの買い圧が多いので、基本的には動意がついたら株価が上がりやすい傾向にあるのは間違いないです。
IRや決算での好印象なものが出た時に、投資家たちが「今の時価総額では安い」と思ったらどんどん買われていくのですから、株価が上がっていくのです。

この状態になるまでは売りも買いも大きく発生しない位置で株価が安定していく必要があります。
そのためにはIRや決算が出るまではこれからの業績は予想できませんし、高値掴みとなる可能性が出てくるので高い株価で買おうとは思いません。
安いところで誰かが売ってくるのを待って買い板に並んで待っている状況を現物のプロの多くの人が作っていくことになります。

そういう形で売る人がどんどん減っていくことで出来高が減っていく形になっていきます。
実はそういった銘柄というのは割と多くのもので起こっていますし、チャートを見るとわかりやすく起こっている事が多いです。

この状態になれば、売りたい人がいなくなってくるので「売り枯れ」が発生したと読み取れるでしょう。

出来高減少はデイトレが入らなくなるから

出来高が増える時というのは多くの場合ではデイトレードが入ってくることが多いです。
出来高が増えるということは多くの人々の注目が集まっています。
ということは、上方修正や好決算でみんなが買いたいと思った時である事が多いです。
そうすると株価が大きく上昇していくのは当たり前ですが、ここで大事なことがあります。
株価が大きく動くタイミングであるとデイトレードは値幅で利益を得ようと人々が集まってくるのです。

デイトレの弊害

でも実は、デイトレードというのは実は株価の上昇を妨げることが多いのです。
出来高を無駄に増やして、もしそこで信用買いの持ち越しが増えてしまったらそれらの株は空売りに使われる可能性が出てきます。
そして、売買された価格帯が重石となってしまうケースだってあるのです。
もし出来高が激増した位置から株価下落した場合は、再び株価上昇して戻ってきたときにここでの売り圧が非常に強くなることが考えられます。
微益微損撤退をしたいはずですからね。
だから利確したい人が多く売り圧が相当量あると考えます。
これがチャートでいう、上ヒゲが付いたところとなります。
上ヒゲがついたところを大陽線で包むようになれば、売りたい人がいなくなって株価が上がりやすくなるということです。

また、デイトレは株価の上下変動が大きい銘柄を好みますので乱高下しやすくなってしまいます。
そういうことで現物で入りたい人からしたら入りにくくなってしまうので、株価の乱高下を避けるためにも普段から出来高を抑えた形にしたいのです。

だから出来高を減らして株価の上下運動を抑える形にしていくことが大切です。
そうすることによってデイトレード組が銘柄に入ってこれないようにします。

値幅が起こらないタイミングこそ、じっくり買い集めていく大きなチャンスともいえます。

動意がついたら空売りの買い戻しで株価を上げる

動意がついたらみんながその銘柄に大量に買いの注文が入ってくることでしょう。
その時点で大口投資家も注目されるようになり、蓋を食べるかどうかの検討も行われるでしょう。
そうして、株価の上昇に勢いがついたら空売りの買い戻しも同時に発生するようになるはずです。

更に突き詰めればショートスクイズになる可能性もある

可能性としては低いですが、大規模なショートスクイズになることもあります。
これには現在の需給状態が大きく関わってくるので期待はしないほうが良いですが、良い状況になったらこういう展開も発生するので、見てみると良いかもしれません。

チャンスはどの銘柄でもある

そういった銘柄をぜひ探してみても良いかなと思います。
出来高減少でしばらくしていくと反転し始める時があります。
IRが出るときだったり、出来高が直近で一番少なくなった時が特に反転のタイミングになるのではないかなと思います。
この場合は短期急騰になるパターンもありますし、スイングになるパターンもありますので状況を見て判断をしていくと良いと思います。

そして、材料となるIRが出て業績が良くなる可能性が高いものであった場合は、高値でも買いたい人が現れるようになります。
その時に安いところで買っていた方々が少しずつ利確をして利益を得ていくために売り板に出していくことになります。
そういうことで株価が上昇をしていきながら出来高を増やしていくようになります。
中長期で持ちたい人は売らないでしょうが、短期で利益を得たい人は相当量いると思われるのでこのような形となって急騰になっていくと思います。

個人投資家が買い集める位置

急騰する時に買わずに、2日か3日待ってみて株価の下落が落ち着いてきた時に打診で買っていくのが良いと思います。
なぜかというと急騰する日というのはデイトレード組もたくさん入っている日であるので、乱高下しやすく落ち着かない可能性のほうが高いです。

入るのであれば一旦株価の乱高下が収まった時でもあり、出来高が減ってきた頃に入るのが良いと思います。
そして、入る際にはVWAP下か寄り下で指値してコツコツ集めていくと良いと思います。

もしくは次に出るようにカップウィズハンドルのチャートを見つけて見て入ってみてもいいかもしれませんね。

カップウィズハンドルも同様

カップウィズハンドルのチャートの形式であっても同じような形になりやすいです。
特にカップの底で鍋底みたいに株価の変動が少なく出来高が減少していったときが大きな狙い目になります。
その位置というのは売りたい人が減ってきた上に、今のその株価なら買いたいと思う人が買い板に並んでいるから株価が下がらない状況を生んでいるわけです。
カップウィズハンドルは基本的に短期で急騰をしたりする天井を付けてから株価が下落していくので空売りは絶対あります。
その買い戻しは必ず発生するので、鍋底で売りたい人がいなくなればいずれ強制的に買い戻しはしないといけなくなります。
だからこそ出来高が減少して株価がヨコヨコしていく形を作っていくのは本当に大切なことになります。

おわりに

出来高を抑えるのがなぜいいかについて書いてみました。
これについては本当に様々な似非インフルエンサーが嘘を交えながら出来高が多いのは良いことですと吹聴しているので、真に受けたデイトレード組や信用組が簡単に入ってきてしまうことが大きな原因になってしまっているのがだめなんだと思います。
もしくは、「信用買いが多く、出来高の多い銘柄は人気があるので株価が上がりやすいですよ」というのも嘘です。
需要と供給を理解していればこれは嘘だということがすぐわかりそうなものですが、騙されている人が現状多いようですね。

市場の健全化にはデイトレ組がいなくなることも1つの要因となっているかなと思います。
デイトレードではなく中長期で入ることを基本として、出来高が落ち着いた時に入ることをオススメしたいと思います。

星詠れい
星詠れい

出来高減少は良いシグナルであり、不人気なんかではない!

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星詠れい
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トンピンさんのポストを基本にして、株に関連する全ての出来事を勉強中の身です。
市場の健全化にひとつの助けとなれば幸いです。
よろしくお願いします。
株についても追加で書き始めてみました。

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