【株・勉強】株価上昇継続が続きやすい銘柄とは?その見つけ方と考え方

星詠れい
星詠れい

おはこんばんにちわ🎵

この記事では株式取引をやる方については覚えておきたい株価上昇継続が続きやすい銘柄というものはどういう銘柄になるのか。この考察をしていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

はじめに

ここでは株価が上昇しやすい銘柄についての星詠れいの個人の考えになります。

株価が上昇しやすい銘柄とは

上昇しやすい銘柄というのはパターンは決まっていて、いくつかを並べますね。
・買い方の内容として、現物買いが非常に多い
・売り方の内容として、個人の空売りを仕掛けている場合
株価が上昇する場面ではおそらくですが、大口投資家、証券自己や機関投資家は現物買いでどんどん株価を上げていきます。
そして様々な条件があるのですが、あまり知られてないことですが、200DMAを上抜けしたら自己証券は買い検討を始めていく傾向が多いです。

上る直前の特徴としては以下のように考えられます
・底値で信用買いが激減して、新規の信用買いが少なくなった場合
・しっかり現物で買い集めている大口さんが存在している場合
・予想外の業績予想の修正IRが出た時点で、機関投資家が空売りの買い戻し手仕舞い総撤退が発生する

過去に株価上昇した銘柄の例

星詠れい自身がVTuberなのもありますので、ここではVTuberとして活動するグループがある大きな企業の2つを例に挙げて見ようと思います。

カバー(5253)はホロライブというグループがあります。
代表的な所属VTuberとしては兎田ぺこら、宝鐘マリン、星街すいせいなどが所属しています。

ANYCOLOR(5032)はにじさんじというグループがあります。
代表的な所属VTuberとしては葛葉、叶、イブラヒム、壱百満天原サロメなどが所属しています。

いずれもVTube事業としては大きい企業でトップ2グループといえます。
当初は期待され、大きく株価を上げてきた時がありましたが2023年以降は下落傾向にありました。
原因としてはVTube活動に対する投資家たちの不安が大きいことが挙げられます。
いずれも収益性としては決算や業績自体は高い成長率を維持しており、黒字で絶好調ではあります。
それでも所属VTuberの稼ぎ頭である方々が引退することにより、不安視されてきたものとされていました。

カバー(5253)

2024年10月29日 16時00分
2025年3月期第2四半期(累計)業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ
というものが突然のように、IR発表がありました。

この日を境に大きく動きが変わりました。
株価として下げる一方が反転し、株価上昇のフェーズに入ることになりました。
一体なぜこうなったのかカバーを様々な目線で確認をしておきましょう。

カバーの需給状態のおさらい

この時点での株価は1500円付近で、これは過去でみても最安価に近い部分です。
まさに大底の株価です。

この時の信用買いと信用売りのバランスは1:2でバランスが整ったいい位置にありました。
10/25時点での状況は以下のようになります。
信用買いは3,702,700株
貸付残+信用売は7,092,147株(うち機関空売りは2,390,440株)

また、確実に分かる情報として機関投資家の空売り株数は以下のようになります。
以下の空売りの合計だけでも2,390,440株の空売りは確実に存在したことがわかります。

信用買いに対して2/3の量が機関の空売りなので相当量とも言えますね。
これ以外は個人の空売りでしょう。

タイトル業績予想修正
当時の空売り玉
報告日備考
バークレー194,46510/24
ゴールドマン・サックス410,44310/15
Inte162,17010/16
MERR132,0668/14報告に出ないので撤退済
野村148,8929/9
UBS223,30010/25
モルガン275,55410/2911/12の決算で撤退済
JPM594,05010/29
XTX65,1007/5報告に出ないので撤退済
Dive184,40010/29
合計2,390,440
(全て含む)
10/29すべての合計確定空売り玉
キャプション

業績予想の修正IRが出た後の動き

この状況で業績予想の修正のIRが出て、内容を見ると大幅に上方修正が出るとのことでした。
事前から業績が良くない予測をしていた流れなので株価は下落の一途を辿る形でスイングみたいな形で下落し続けて来ました。
平均移動先の25DMAも75DMAも200DMAも全て下方面に向いていました。
ここで最安価の1500円での上方修正予測の強いIRが来たとしたらどうなることでしょうか。

もちろん空売りは手仕舞いしないと損が出る可能性が高いのでまず動き出すのは機関投資家が空売りの買い戻しに動きます。
その結果が決算が出る11/12までの買い戻しの動きでしょう。
途中までに一度空売りを入れましたが、11/12前後を境に買い戻しを一気に進めています。
モルガンに至っては完全撤退を決めましたね。
これはモルガンが非常に上手いと思いました。これで完全に撤退して、ポジションを解消して再びINするタイミングを図ろうとしているんでしょう。
おそらくですが、今後再びあまりにも信用買いが増えすぎてきた時点で再び空売りでINする可能性は高いと思います。

決算後の動きで大事なこと

この後の動きが大事になってきますが、上方修正が出たことにより株価は上昇フェーズに入ります。
実はこの時長期の200DMAを実体でチャートで陽線を出したことにより、明確に動きが変わりました。
200DMAを超える陽線を出すということは、証券自己や機関投資家が現物で買いに入るフラグが立つことになります。

そういうことで株価は上昇フェーズに入ります。
このときの内訳として
現物買いが45-55%程度、新規信用買いが30-40%、返済買いが15-20%
現物売りが30-40%程度、新規信用売りが15-25%、返済売りが30%、空売りが10-20%
この形に近いパターンが続いてきていました。

これは株価が上がる形としては微妙な形ですが、注目すべきは個人の空売りが入っている点です。
正直これはまずいと思いましたね。
個人の空売りより機関投資家や証券自己の現物買いの方がパワーが圧倒的にあります。

個人が取引するのとでは機関投資家が取引するのでは圧倒的にパワーが異なります。
流れには逆らわずにしっかり乗ることが取引をする上では大事です。

個人の空売りの持ち越しを確認できた時点でほぼ狩られる可能性が高いとこちらでは考えていました。
なので、空売りを巻き込みながら株価の上昇が続いてきたということが考えられます。

もちろん途中で何回か好感を受けるIRやニュースリリースがあり、その度に株価が上がってきましたがこの時っておそらく個人の空売りが狩られて巻き込みながら株価を上げていった可能性が高いです。
星詠れいはそのように分析しました。

ある程度の株価になったら一旦調整に入りました。ここからはスイングで良いIRが出るたびに上昇だったりと繰り返していくようになっています。

エニーカラー(5032)

前回決算の9/11大引け後では売上高、営業利益、経常利益全てで昨年比-30%ほどの減収減益となりました。
通期への影響はなしということで大きな変化はありませんでしたが、不安視されることから下落フェーズに引き続き入るところでした。
配当金に関しても予定変更せず、そのまま予想値を出してきました。

1Q時点で-30%ほどの減収減益なので、本来なら2Qで業績が良くなかったらその時点で通期で下方修正を出されてもおかしくはないレベルでした。
なので不安視されるのも無理ないと思います。

11月末で流れが変わり株価上昇フェーズになりましたが、一体どういう流れでこうなったのか見てみようと思います。

エニーカラーの需給状態のおさらい

この時点での株価は2000円付近で、これは過去でみても最安価に近い部分です。
この時の信用買いと信用売りのバランスは1:2.5でバランスが整ったいい位置にありました。
11/22時点での状況は以下のようになります。
信用買いは1,620,100株
貸付残+信用売は3,946,835株(うち機関空売りは2,767,228株)

また、確実に分かる情報として機関投資家の空売り株数は以下のようになります。
以下の空売りの合計だけでも2,767,228株の空売りは確実に存在したことがわかります。

信用買いに対して2.5倍の量が機関の空売りなので相当量とも言えますね。
これ以外は個人の空売りでしょう。

タイトル11/26
当時の空売り玉
報告日備考
ゴールドマン・サックス1,144,28011/22
モルガン1,189,05011/13
UBS433,89811/26
JPM310,35111/26報告に出ないので撤退済
MERR280,0799/12報告に出ないので撤退済?
Barc293,5359/20報告に出ないので撤退済?
Inte309,6526/7報告に出ないので撤退済?
野村287,66910/28報告に出ないので撤退済?
Two296,2007/25報告に出ないので撤退済?
Two301,3008/20報告に出ないので撤退済?
合計2,767,228
(GM+モルガン+UBS)
10/29合計確定空売り玉
(GM+モルガン+UBS)
キャプション

業績修正IRは出なかったが違和感のある動き

11/27から急に変化が起こりました。
11/27が一番出来高が枯れていた日です。
その日以降は出来高は微増しましたが、いずれも株価が上に行く陽線が連発した動きです。

この辺でIRやニュースで好材料があったかどうかもチェックしてみたのですが特にありませんでした。
おそらくですが直後に控えた決算に向けて期待上げをしていた可能性が高いです。

様子を見ていると、株価上昇に繋がりやすい内訳だと後で気づきました。
出来高が枯れすぎて空売りが仕掛けにくくなり、現物書いする人が増えてきたことが大きな要因です。
また、ここまで信用買いした人が追証や下落に耐えきって売る人がいなくなったことにより、売る人が空売り投資家しかなくなったのも原因の1つかもしれませんね。
ここで現物を買いまくった人たちは非常に優秀なホルダーだと思いますね。

このときの内訳として
現物買いが65-80%程度、新規信用買いが10-30%、返済買いが0%
現物売りが25-35%、新規信用売りが0-5%、返済売りが10-20%、空売りが45-55%
というふうにありました。

これは株価上昇には非常に良い内訳となります。
なぜかというと空売りを大量に仕掛けられているのに、それ以上に現物で買う人たちが大勢いるからです。
これでは空売り仕掛けは失敗し、後々の株価上昇の大きな燃料になってくるからです。

そうしてそのまま決算日を迎えることになりました。

決算後の動きで大事なこと

12/11の決算では前年比では大きく変化せず、1Qでの悪決算を吹き飛ばす材料となりました。
2Q単体で相当な経常利益と営業利益率UPにより、通期への影響なしとして買われる材料となりました。
2Q決算により3Qや4Qへの期待感も含めて買い検討という流れになったのが大きいと思います。
3Qと4Qのときで2Qと同じような勢いで伸びていけば上方修正もあり得るくらいの大幅業績回復でした。
もちろん未来はわかりませんがこのときはそのように感じました。

そういうことで株価は上昇フェーズに入ります。
このときの内訳として
現物買いが65-70%程度、新規信用買いが15-20%、返済買いが10-20%
現物売りが35-40%、新規信用売りが15-25%、返済売りが15-20%、空売りが20-35%
この形に近いパターンが続いてきていました。

これは理想的なパターンです。
現物でみんな買われていくので、空売り仕掛けされる可能性が低いといった好循環となり、しばらくは株価が上昇しました。
ある程度の株価になったら一旦調整に入りましたが、これまではいい形の株価上昇の形でした。

そして、これで完全に撤退モードに入った機関投資家がいます。
モルガン・スタンレーは撤退し始めました。大量の空売り玉が残っているのでまだ撤退しきれていないのですが、あれだけの大量の空売り玉を返済するには相当の時間が必要になるのではないでしょうか。

これを見てあなたはどう思いましたか?

しっかり株価が上がる銘柄というのは特徴はやはりあって、業績が上がる可能性の高そうな関連IRを出したとかはもちろんそうなのです。
・外部企業との業務連携や資本連携
・自社株買い
・特定の大きな企業で自社製品の導入
・国策
・プレミアTOB発表(これに関しては例外)

これは当たり前で、好感を受けることによって多くの投資家が一斉にその銘柄を欲しがることで株価が上がっていっても買われていくということになります。

でも大事なのは、その銘柄の需給状態がしっかりしているかどうか、これがまさに大きく影響されてきます。
また、所有ホルダーの質にも大きく影響されてきます。
所有ホルダーが簡単に売らないような銘柄というのはその株数分だけ市場に流れてこないので需給が締まってきます。
その結果少ない株数のみのやり取りになるので株価が大きく動きやすくなるのです。

まとめおさらいとしてどういう銘柄が上がりやすい、下がりやすいというものなのかを以下のようにまとめてみました。

株価が上がりやすい銘柄とは

株価が上がりやすい銘柄は以下の特徴があります。

タイトル理由
現物買いの割合が高い現物が多いと市場に株が流れなくなる
市場に株数が出回らないため需給が締まる
信用買いの割合が低い信用買いされないことによって空売り玉がなくなる
個人空売りの割合がそれなりにある
信用売りの持ち越しがある
機関投資家や大口投資家の現物大口買いで踏み上げられる
証券自己が入りやすい銘柄であることマイナスを出したくないことから安定したものに入れる
その結果大口の買いが入りやすくなる
 200DMAを実体で超えて安定してきた時証券自己が入る大きな目安になる
現物で大口が入りやすくなってくるタイミングでもある
 75DMAが200DMAをクロスして上回ったゴールデンクロス時滅多に出ない需給状態が最高に良い時のもの
大きく買いが入りやすいタイミングでもある
キャプション

これによってヘッジファンドの手によって大きな空売りが入りにくい状況を作っていくことが大事になってきます。
空売りを仕掛けられても安値で現物を買い増す人が増えることによって、空売りの買い戻しによる株価上昇が期待できるからです。
これが需給が良い状態といい、株価が上がりやすいということです。

株価が下がりやすい銘柄とは

株価が上がりにくい銘柄は上がりやすい銘柄とは違い全く逆のことをします。

タイトル理由
信用買いの割合が高いヘッジファンドに空売りで使われるため
追証で支払えず強制決済により強制売りが発生しやすい
現物売りの割合が高い市場に株数が出回るため需給が緩む
これで信用買いが増えたら最悪の需給につながる
機関投資家の空売りの割合が多いヘッジファンドの空売りは買い戻しまでに時間がかかる
あるいは下落中にしっかい買い戻ししながら下落続行のときもある
証券自己が撤退する銘柄であることマイナスを抑えるためにある程度売りに出される可能性がある
200DMAを下回り始めた時これから株価が下がることが予想されやすいので買いにくくなる
現物で入る組があまり買われなくなる
75DMAが200DMAをクロスして下回るデッドクロス時株価低迷の本番が始まりしばらく浮上することがないから
現物で入る組があまり買われなくなる
キャプション

信用買いが増えすぎたことによって空売りに使う玉が大量に使えることになります。
その結果として、ヘッジファンドが狙いをつけて大きく空売りを仕掛けてきて株価下落による利益を狙ってきます。
なぜかというと、信用買いした人の追証による強制決済によって売られるのでそれを安く買い戻すからです。
こうやってヘッジファンドは稼ぎに来ますので株価が下がりやすいということです。

結論

以上のようになるのが大きな流れです。

結論としては、信用取引は絶対にやってはいけないということです。
これから取引される方々も現在相場で戦っている方々もみなさん参考にできるかと思われます。
当たり前のことだけを述べてるに過ぎませんが、ご理解いただけたら幸いです。

よろしくお願いします。

おわりに

長くなりましたが、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。

星詠れいのおすすめ

星詠れいのTwitchリンク

星詠れい
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こちらは主に活動しているTwitchのチャンネルです。
こちらの方で配信を行っています。

基本的にはアーティストを使って世界1位のカラスダウン数を目指していくというものになっています。
星詠れい自体はリアルの方で発達障害や社会不安障害などを抱えており、一般的に言うとものすごく人見知りします。そしてあまりしゃべらないような人です。
配信でも基本的には自発的に話すようなことはしないのですが、話題を振って頂いたら基本的にはお返しするように頑張っています。

他の多くの配信者のようにおしゃべりが得意といったそういった特徴は持ち合わせていません。
そこで配信にとっては不利になってしまいます。
それでもDBDのアーティストって楽しいんだよという魅力を伝えていくために活動しています。
よければぜひ遊びに来てください。お待ちしています!

星詠れいのYouTubeリンク

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こちらはYouTubeの星詠れいのチャンネルになります。
こちらでは、配信での切り抜きがメインとなります。
主にプレイするゲームはDead by Daylightです。その中でもアーティストのみを使っています。

主に取り扱う切り抜きは以下の通りです。
・全滅をとるのに非常に大変だった試合
・難易度の高いチェイス中2連カラスを達成した試合
・一人でも通電後に逃げられた人がいた試合
になります。他の方とは異なる形のものをあげていきます。
星詠れいは負けても全然問題ないですし、それも魅力の1つだと思っています。
むしろ、負けた試合から何かを学べることも大事だと思いますので恥など感じず公開していきます。

よかったらYouTubeのチャンネルを登録してくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。

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