
おはこんばんにちわ🎵
この記事では投資判断材料の1つとして需給状態のチェックに必要なことを書いていきます。
これらはネット上にあるものだけでも完結することは可能なのでぜひ見ておきましょう。
よろしくお願いいたします。
ここで話す内容は個別株に投資する際に、その株自体の需給状態がどうなのかをチェックするために知っておきたい内容かなと思います。
需給状態を知ることで、株価が上がりやすいか上がりにくいかを判断する1つの要素にもなるのでぜひチェックしておきましょう。
株式取引に関連する総合まとめは以下のサイトで紹介させていただいています。
たくさんありますが、ひとつずつ解説していきます。
ここでやることは浮動株の本数チェックと、大株主の特徴のチェックになります。
そのために確認してみる内容としては以下のようになります。
これは全体の株の総数を知ることによって、この後の分析での浮動株を分析するのに役に立ちます。
決算書や半期報告書などで、発行済株数の情報は見ることができます。
大株主の上位10人の株数は公開情報として各所に記載されています。
四季報から情報を得たりすることも可能ですし、決算書での大株主の記載があるのでそこから情報を得ることが可能です。
大株主というのは基本的には固定株に分類されます。
なぜ固定株かというと、大株主は売買をした場合は大量保有報告書の提出義務が発生します。
その際、保有株の上下が発生すると株価に影響を与えやすいので、基本的には売りに出されにくいものとされているからです。
固有株である株主が大量保有報告書によって、持ち株数が減った場合には市場に流れる株数が増えることになります。
供給が増えるということなので、需給状態でいえば、一時的に悪化します。
なのでこれを嫌気が差した個人投資家が一時的に売りに出される可能性は高いでしょう。
反対に固有株である株主が大量保有報告書によって、持ち株数が増えた場合には、市場に流れる株数が減ることになります。
売るために流れるはずだった株数が大株主の手元へ移されていますので、市場に流れる供給の株数は減ることになります。
つまり需給状態でいえば、締まることになり、需給が良い状態になりやすいです。
これによって好感した個人投資家や機関投資家が買いに集まる可能性は高いでしょう。
一言で大株主といっても様々な要素がいます。
発行体の社長や会長の名前であったり、証券会社の名前だったり、ヘッジファンドの名前だったりと存在しています。
個人名義での持ち株で持っている人も時々見かけます。
なぜ大株主の分類が大事かというと、大株主の考えたいことがそれぞれ異なるからです。
例えば、社長や会長であったり、その他企業と関わりの深い個人名義での大株主だった場合には基本的には売りに出されにくいものと考えておいていいと思います。
こういった場合は純粋に純投資目的である場合が多いです。
また、個人で持っているような大株主もたまに存在します。
このような方も基本は売ることは少ないです。
しかし、たまに一定期間だけ保持してしばらくして売るような個人も存在するので、そういった場合には気をつける必要があるかなと思います。
これは発行体企業と関わりがあまりなく、ファンダメンタルズが有利なだけで割安と判断されこれからの成長を期待するようなそういった方とかでしょうか。
こういう場合はある程度株価が上がると少しずつ売られる可能性があることだけは考慮しておいていいと思います。
証券会社名義だった場合には保有報告書での内容に注意したほうが良いと思います。
たまに「貸株レンディング市場に使う」というタイトルで書かれていた場合には要注意になります。
これは貸株に使われているということに他ならず、証券会社は貸株に使われることによって収益を上げている可能性が高いです。このように使われている場合は基本的にはヘッジファンドが空売りに使うために使われることが多いです。
そうなると、株価は空売りによって下がりやすくなってしまいます。ここが大きな注意点になるところです。
下がっても一定期間後に空売りの買い戻しがあり、株価が上昇することがありますのでその時に証券会社も売りに出されるといった可能性も否めません。
一応、注意は必要だと思います。
単に「純投資目的」だった場合には構いません。
こういった場合はよほどのことがない限りは手放す可能性は低いので純投資であった場合にはよしとしましょう。
ヘッジファンドであった場合でも同じく、貸株レンディング市場に出して空売りに使われる可能性も考慮したほうがいいでしょう。また、ヘッジファンドは株主提案をすることがありますが、中にはハゲタカファンドと呼ばれるファンドがいます。
これらはあまりいいイメージがないのですが、会社に株価を強制的に上げる施策を株主提案で提出して賛同を得た後に株価を一定数上げた後に手仕舞いとなり用済みとなって急に売りに出されてしまう可能性が高いです。
そうすると売り圧が強くなり、株価を下げる大きな要素となってしまいます。ここが注意点となるところです。
ヘッジファンドであっても「純投資目的」であれば特に問題はないですが、投資目的は良く見ておきましょう。
これは四季報で出されている情報を基に参考にします。
四季報での浮動株の定義は「1単元以上50単元未満の株主が所有している株式を指します。」とされています。
1単元は100株ですので、100株以上5000株以下の個人株主が占めてる割合を指しています。
これは、日々売買する人で流動性が高いものとなります。デイトレであったり、短期や中長期目的で保有する株主が主にここに入ってくることになります。
ちなみに浮動株(東証では流通株比率としている)はプライムで35%以上、スタンダード・グロースで25%以上と定義されています。
浮動株と流通株は異なる定義なので実際にはほぼ似ているっていう認識でいいと思います。
似ているけど、中身が異なるという感じです。
これは実際に市場に流れている可能性の高い株式数を知るのに必要になります。
後の機関の空売りとのバランスを見比べて、機関投資家が無理やり空売りを仕掛けているかどうかのチェックにも使えます。
浮動株に関しては基本的には少なければ少ないほど株価の上下が激しくなりやすい傾向にあります。
市場に流れてくる株がそもそも限られてしまうので供給が少なくなってしまうことが原因です。
これに関しては発行体の考え次第にもよりますし、市場に流れる株数を多くして流動性を高めて多くの売買を促すこともありますし、少なくして高く買ってもらいたいという考えを持つこともあります。
どちらが良いか悪いかではなく発行体の考え次第になります。
ただ、需給ともなるとこれは重要なチェック項目になります。
浮動株より信用売り+貸付残が多い状態になると、異常なことが起こっているとわかります。
信用売り+貸付残は空売りですが空売りは必ず期日内に買い戻さないといけません。
その際に浮動株より空売り残高が多い状態ですと、浮動株を全て買い戻したとして残りの空売りの買い戻しはどうしたらいいのでしょうか?これがバランスを崩してしまっていると判断する材料の1つになります。
こういった考えで株を買い集めている人も一部存在します。
ここからは、実際の需給状態をチェックするために確認をしていく内容となります。
これらは全て基本は「IR BANK」であったり、「機関投資家のあしあと」などで確認できる内容となっています。
確認をしていった上で需給状態を頭に入れておくと動きやすくなるかなと思います。
これは個人の信用買いの持ち越しの株数を示しています。
信用買い残が多いほど将来の売り圧が大きいので基本的には株価が上昇しにくいということを示しています。
基本的には信用買いが急増した時から6ヶ月は株価は大きく上がりにくいと考えるのがいいでしょう。
6ヶ月の理由は制度信用取引を使った場合の期限によるものです。
6ヶ月以内に反対売買をしないといけませんので、これが将来の売り圧というものになります。
そして、信用買いが多い銘柄だと株価が上昇した時に売りが大量に発生するので、それ以上の買い圧がないと株価が上がっていかないのでやはり上がりにくいということになります。
これは個人の信用売りの持ち越しの株数であったり、機関投資家が空売りに使う株を合計したものとなっています。
貸付残については全てが空売りに使われているというわけではなく一部の可能性もありますが、基本的には空売りに使われていると認識して概ね問題ないと思います。
これらは将来の買い戻し圧なので、株価が上昇しやすくなるということを示しています。
制度信用で空売りした場合はこれも6ヶ月以内に反対売買で決済する必要があるので、買い圧ということが言えると思います。
ただ、機関投資家の場合は制度信用は使っておらず一般信用の空売りなのかなと感じますがどうでしょうか?
一般信用であれば無期限に空売り玉を持つことが可能ですので反対売買が6ヶ月以内に起こらないということです。
このバランスは需給状態をわかりやすく示してくれているものとなっています。
信用買い残が1,000,000株
信用売り残+貸付残が2,500,000株
だとしたら
1,000,000:2,500,000
=1:2.5
という計算になります。信用売り残+貸付残の倍率が2.0~2.5ほどあれば需給が良い状態とも言えます。
たまに3.0を超えていることがありますが、その場合はおそらく貸株がかなりの量で発生しているため信用買いの3倍を遥かに超えているという可能性はあります。
基本的には信用売り残+貸付残の倍率が2.0~2.5ある銘柄は需給が良い状態であるといっていいと思います。
こちらは機関投資家の空売り残高を見ていくということです。
信用売り残+貸付残でも空売りに使われた量はわかりますが、貸付残では実際に空売りに使われる分は一部の可能性もあります。ですので、より確実な情報として機関投資家の空売り報告から得られる情報を参考にします。
こちらでは「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令」に基づき、取引参加者より報告を受けたもののうち、残高割合が0.5%以上のものについて掲載しています。
なので0.5%以上の株数を空売りした場合、必ず報告しなければならないということを示しています。
これの計算方法は発行済株数から計算可能です。
発行済株数が100,000,000株であれば、
100,000,000 × 0.005 = 500,000株
500,000株以上の株数の空売りで報告義務が発生します。
これを使って、現在溜まっている機関投資家の空売り残高を全て計算して合計していくのです。
そうすると確実に今溜まっている空売り残高がわかります。
全てをチェックしたら、浮動株数と空売り株数をチェックしてみましょう。
空売り株数が浮動株の株数より超えていた場合は、空売りし過ぎな状態といえます。
なぜそうなるかというと、空売りした株は必ず買い戻しておかないといけないからです。
その際に買い戻す株数以上に浮動株が少なかった時に買い戻す株がないという異常状態が発生します。
そうなると買い戻すために高い値段をつけて売ってくれる人を待つしかない状態になっていく可能性が高いです。
なので、条件を満たした場合は空売り機関投資家は危険な状態に陥っている可能性が高いです。
もちろんすごく抵抗してナンピン売りをしてくる可能性が高いと思います。
正直、そういう銘柄はほぼないので探すのも難しいです。
ですので次のように投資しやすい銘柄を見つけていくといいでしょう。
他のものでも目安にはなります。
信用買い残:信用売り残+貸付残のバランスが2.0~2.5倍になっていればその銘柄は需給状態が良いということは多いです。
今の株価が低迷していたとしても、一旦の買い圧力が高まれば株価が上がりやすい状態になっている可能性は高いと思います。
これは短期でなく、中長期目線で投資をしていく場合に有効な作戦になります。
ぜひ、これを活用してみてください。
今回は需給状態をチェックするためにやることを説明してみました。
ほしい銘柄があれば、これらのチェックは必要なのでちゃんとチェックをしておくのも一つの手です。
負けない投資をするためにも手を抜かずチェックをしていきましょう。

調べるのはすぐできることなのでちゃんと調べてから投資しても遅くはないです
ほしい銘柄を見つけたらまず需給状態チェック!を徹底してみましょう
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星詠れいのTwitchリンク

こちらは主に活動しているTwitchのチャンネルです。
こちらの方で配信を行っています。
基本的にはアーティストを使って世界1位のカラスダウン数を目指していくというものになっています。
星詠れい自体はリアルの方で発達障害や社会不安障害などを抱えており、一般的に言うとものすごく人見知りします。そしてあまりしゃべらないような人です。
配信でも基本的には自発的に話すようなことはしないのですが、話題を振って頂いたら基本的にはお返しするように頑張っています。
他の多くの配信者のようにおしゃべりが得意といったそういった特徴は持ち合わせていません。
そこで配信にとっては不利になってしまいます。
それでもDBDのアーティストって楽しいんだよという魅力を伝えていくために活動しています。
よければぜひ遊びに来てください。お待ちしています!
星詠れいのYouTubeリンク

こちらはYouTubeの星詠れいのチャンネルになります。
こちらでは、配信での切り抜きがメインとなります。
主にプレイするゲームはDead by Daylightです。その中でもアーティストのみを使っています。
主に取り扱う切り抜きは以下の通りです。
・全滅をとるのに非常に大変だった試合
・難易度の高いチェイス中2連カラスを達成した試合
・一人でも通電後に逃げられた人がいた試合
になります。他の方とは異なる形のものをあげていきます。
星詠れいは負けても全然問題ないですし、それも魅力の1つだと思っています。
むしろ、負けた試合から何かを学べることも大事だと思いますので恥など感じず公開していきます。
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