
おはこんばんにちわ🎵
この記事では投資と投機の違いについて説明し、どちらがみなさんにとって為になるかお話していこうと思います。
よろしくお願いいたします。
投資と投機って似ているようで、明確に異なる用語となるものです。
日本の株式取引って投機だというイメージを付けられているのは悲しいことです。
明確に違う定義をしっかり理解して正しい取引をみなさんにして頂きたいと思います。

星詠れいは株に関しては2024年の7月からスタートであり、
まだまだ勉強中の身であることをご了承ください。
株式取引に関連する総合まとめは以下のサイトで紹介させていただいています。
投資と投機の違いは明確にあり、それを理解することでこのお金の株への入れ方は投資なのか?投機なのか?という判断にも繋がります。
以下にリストとして作りましたので参考にしてみてください。
項目 | 投資 investment | 投機 speculation |
---|---|---|
対象 | 企業の価値 | 株価、金融商品 |
保有期間 | 中長期 | 短期 |
行動 | 株を保有することで配当や株価上昇の利益を得る | 短期での株価の変動を狙った売買を繰り返す |
視点 | 中長期的に見て、株価が大きく上がると判断し、 2・3年後に得られるリターンに期待する | 短期的に見て、株価が大きく上がると判断し、 当日や2週間未満での短期的なリターンに期待する |
特徴 | 堅実な利益 | ギャンブル性が高い |
リスク | ローリスク・ローリターン | ハイリスク・ハイリターン |
種類 | 成長価値の高い銘柄への中長期目線 配当の高い銘柄の配当狙い投資 | デイトレード 短期急騰 |
メリット | 将来の資産生成に繋がりやすい 分散投資でリスク分散できる 得た配当などで新しい投資に回せる | 短期で大きな利益を得ることができる 少ない資金で一獲千金を短期間で得ることができる 得た利益で投資に回すことが可能になる |
デメリット | 短期的に利益が得にくい 元本保証がなく元本割れのリスクがある 長期的な予測が難しい | 短期売買による大きな負担 IRや思惑による予測をする必要がある 大きな損失が発生しやすい 思惑が外れた時の損失が心理的にきつい |
“投じたお金で、価値の創造を期待するもの”
または、
“価値を生み出す資産を購入し、長期的に保有するもの“
この考えが投資の正解となります。
これは、お金を投じて作り出す製品やサービスの付加価値が高まり、それによってこれを欲しがる人がたくさん出てくることになります。
投資で作り出すものとしては、
・インフラの整備(道路整備、上下水道整備、ガスパイプライン、電線、鉄道、バス、空港など)
・不動産の新設(自宅やアパート、マンション、ビルなどを含む)
・工場の新設
・機械や設備などの設備更新
・サービスの創出
・製品の新技術の開発
これらによって欲しいと思った方々が増えてくると需要が生まれるようになります。
このような方々からサービスや製品の代価として購入していき、企業としての売り上げを上げていきます。
そうすると利益が上がるということなので、企業価値(時価総額や株価)に対してもさらなる期待を持って新しい人々が欲しがるようになり新しく株を購入してくれる方々が増えていき、繰り返し行われていくということに繋がります。
これが価値を生み、価値を創造するという意味での本当の投資と言えるものになります。
ファンダメンタルズで良好であれば、企業に投資する価値があるとみなして多くの方に投資してもらえる良い循環を生み出していきます。
“一時の思惑のみで、価値の創造を期待しないもの”
または、
”株価の動く方向を予想し、上がるか下がるかに賭けるもの”
この考えが投機の考えとなります。
例えば、思惑によって近い内に株価が一瞬でも動意付くだろうということを期待して事前に株を集めることがそうです。
そして、動意がついたら短期間に大きく株価が上昇するのでその利益で稼いでいく手法のことになります。
この文面だけで見るとやっていることに近いことというのは、
・デイトレード
・思惑による短期急騰狙い
・短中期な決算跨ぎの短期急騰狙い(3ヶ月未満のことを指します)
このあたりがそうであると言えると思います。
では、これらは大体近い内にどうなるかといったら大体形が決まっています。
SNSで煽られた銘柄というのが大体これになるパターンが多いです。
それは急騰した後に利確で大量に売られるのでほぼ100%株価が落ちることが多いです。
もちろん例外は存在しますが、急騰を繰り返し起こしてきているような銘柄はほぼ100%これになります。
個人的にはこれが起こり得やすい銘柄は分野が限られている印象があります。
特に投機が起こりやすい分野は
・バイオ
・医薬品
・暗号資産
あたりが特に起こりやすい印象があります。
もちろん大手という分野ではなく、ベンチャー企業で時価総額が低い銘柄です。
これらの銘柄を全体的に見ればわかりますが、チャート的には一瞬だけの高騰をしてその後は元の株価に戻りしばらくヨコヨコが続いていくということが非常に多いです。
このことからして、投機目的でお金を入れている人が非常に多いのです。
暗号資産に関しては何故か投機で入る人が多いのですが、投資にも使えると思いますけどまぁ短期間でお金を稼ぐってなるとビットコイン連動銘柄はどうしても投機になってしまいますよね。投資で入っていただきたいんですけど。。
決算シーズンになると、決算に備えて株価が上昇するパターンが多くの銘柄で存在します。
これについても注意が必要で、投機によって決算が良いことを期待して信用買いをするような人々が多く出没する危険性が大いにあります。
このようなものを”決算ギャンブル”といい、こういう存在がいることで決算直後に株価が上にいくにしても下にいくにしてもあまり良くない結果になることが考えられます。
上に行った場合は、信用買いなので売り圧が多く発生し思った以上に株価が上がらないということもありえます。
下に行った場合は、手放してくれたらありがたいのですがナンピン買いをされたら更に株価上昇が期待できなくなるということがありえます。
これは世界を巻き込む、日本の政府やアメリカの政府の動向によるものが大きいでしょう。
今の展開から次の展開にどう動きやすいかということを先に予測して株価上昇か株価下落かを決め打ちして投機していくものです。
もし株価下落が予想される展開、例えば関税をかけることや長期金利が上昇する、戦争が発生しそう等の状況になれば、一気にリスクオフになり株から逃げたい投資家たちが大きく増えることで現物を株から引き出すといったことが一気に起こるでしょう。
先行きが読めなくなった場合でも同じくリスクオフになり株から一旦現金化する人や機関投資家も多いでしょう。
これを先に予測して事前に現金化している凄腕の機関投資家もいらっしゃるでしょうし、あらかじめ空売りを大量に仕込んでいくようになるかもしれません。
星詠れいはどっちに使いたいかでいったら、投資の考えでお金を使いたいと考えます。
こちらのほうが最終的に大きな資産価値を生みやすいと考えています。
せっかくならお金を生み出すなら、消費者や企業から支持されてかつ『使いたい!』というサービスや製品を購入していただくことによって、企業の価値を高めていく方向に進むのが一番だと思います。
企業の価値を高めるということはそれだけその企業にお金を投じる価値があるからこそ新しい個人投資家がどんどん参入してくるのです。
そうして積み上がった株価というのは簡単に株価下落はしません。
なぜかというと以下の流れになりやすいからです。
以下に出す例は極端なものになってしまいますが、わかりやすくするために数年かけて株価が大きく上昇すると考えた場合を提示しています。
隠れた企業価値を見出し、仕込んでおく
株主①の動き
見つけた企業をよく調べて、企業価値や付加価値が大きく増えてきそうと判断できたとします
その企業の株を予め安いところで多めに買っておきます。
例えば、ここで株主①は株価1000円の2000株を購入しておくとしましょう。
決算で利益が大きく取れることが判明したら、多くの投資家がその企業の株を買いたいと流れてきます。
そうするとどんどんと株価が伸びていきます。
途中で調整段階に入ったりして、株価が上がらない時期が出てくることがありますが、これは当たり前のように発生するものなのでこのときこそ利確せずちきっと保持して見守り続けましょう。
新しい投資家が入ってくる
株主②の動き
株価が1500円になった時に新しい投資家の株主②が4000株買うとします。
そのまましばらく放置をしていきます。
この後も決算良好で見通しがよく株価がそのまま伸びていくとしましょう。
購入した株が倍の株価になった時
株主①の動き
これを数回繰り返し、大きく伸びていった時点で、株価2000円となったとしましょう。
Step.1での株主①は2000株のうちの半分である1000株を売りに出すとして、残りの1000株を恩株として残します。
そうするとこの方の持ち株は一生損しない持ち株ということになり、一生売ることがない株となります。
企業が潰れない限りは投資したお金分は返ってくることになり、企業が維持する限りはずっと利益を得ることが可能です。
こうなると、その分だけ需給は締まっていくことがわかりやすいかなと思います。
新しい投資家がここでも入ってくるとします
株主③
2000円のときに同じく新しく入ってくるとします。
大きく買いに出て5000株と買ってきました。
株主②の動き
株主②の動きとしては1500円で購入した4000株のうち2000株を売りに出して、残りの2000株を恩株として残しておくとします。
これもまた、一生残しておく株となります。企業が潰れない限りは投資したお金はマイナスになりません。
この分だけ更に需給が締まっていきました。
株主②が売りに出した株を新しい投資家が購入していく。
株主③の動き
株主③の動きとして2000円で購入した5000株のうち2500株を売りに出して、残りは恩株として保持したままにしておくとします。
そうすると多少株価が下がってもまだ損しない持ち株ということになります。
この分だけまたまた更に需給が締まっていきました。
株主③が売りに出した株を新しい投資家が購入していく。
そうして企業価値が高まっていく限りはずっとこのループが続いていきます。
株価 | 株主① | 株主② | 株主③ | 株主④ |
---|---|---|---|---|
1000円 | 2000株購入 | 未購入 | 未購入 | 未購入 |
1500円 | 見守る 利益率+50% | 4000株購入 | 未購入 | 未購入 |
2000円 | 1000株売却 残り1000株を恩株へ 利益率+100% | 利益率+33% | 6000株購入 | 未購入 |
2500円 | 利益率+150% | 利益率+66% | 利益率+25% | 2000株購入 |
3000円 | 利益率+200% | 2000株売却 残り2000株を恩株へ 利益率+100% | 利益率+50% | 利益率+20% |
4000円 | 利益率+300% | 利益率+166% | 3000株売却 残り3000株を恩株へ 利益率+100% | 利益率+60% |
5000円 | 利益率+400% | 利益率+233% | 利益率+150% | 1000株売却 残り1000株を恩株へ 利益率+100% |
手放さない株 恩株 | 1000株 | 2000株 | 3000株 | 1000株 |
最初の投資額 | 1000円x2000株 200万 | 1500円x4000株 600万 | 2000円x6000株 1200万 | 2500円x2000株 500万 |
恩株化時点 利益(参考) | 2000円x1000株 ⇨200万 以上で投資額全額回収 | 3000円x2000株 ⇨600万 以上で投資額全額回収 | 4000円x3000株 ⇨1200万 以上で投資額全額回収 | 5000円x1000株 ⇨500万 以上で投資額全額回収 |
5000円時 恩株(参考) これが純利益 | 5000円x1000株 500万(評価額) | 5000円x2000株 1000万(評価額) | 5000円x3000株 1500万(評価額) | 5000円x1000株 500万(評価額) |
こうやって企業価値が高まっていくほど、安い時に購入した人たちは株を手放すことがないことがわかるかなと思います。
損をすることがないのだから株価の上昇だけを見守ることが可能ですし、利益率も相当量のものになっていきます。
その分だけ需給がより締まっていきますし、利益がずっと出続ける限りは恩株となったものについてはずーっと売りに出されないものになります。
これが投資です。
純粋に企業に期待して応援して株を購入するというのがこの感じになります。
もちろん必ず現物買いで株を購入してください。
もしくはNISAで株を購入することも検討するのはありです。
わかりやすく、株価が上がるたびに恩株化済の株数を増やしていくと、全体的にどうなっていくか見てみると良いと思います。
1000円ずつ上がるたびに恩株化した株数を1万株ずつ増えていくと考えましょう
発行済株式が20万株あるとして、大株主がその半分の50%を保持していると考えましょう。
その結果として半分の50%として、最初からの浮動株が10万株あるとします。
株価 | 浮動株 株数 | 恩株化 株数 | 発行済 株数 | 浮動株 割合 | 恩株 割合 | 大株主 割合 |
---|---|---|---|---|---|---|
500円 | 100000 | 0 | 200000(100%) | 50% | 0% | 50% |
1000円 | 90000 | 10000 | 200000(100%) | 45% | 5% | 50% |
2000円 | 80000 | 20000 | 200000(100%) | 40% | 10% | 50% |
3000円 | 70000 | 30000 | 200000(100%) | 35% | 15% | 50% |
4000円 | 60000 | 40000 | 200000(100%) | 30% | 20% | 50% |
5000円 | 50000 | 50000 | 200000(100%) | 25% | 25% | 50% |
6000円 | 40000 | 60000 | 200000(100%) | 20% | 30% | 50% |
7000円 | 30000 | 70000 | 200000(100%) | 15% | 35% | 50% |
8000円 | 20000 | 80000 | 200000(100%) | 10% | 40% | 50% |
一般的に浮動株が少なくなれば少なくなるほど値動きが激しくなりやすくなります。
株価が上がっていくほど恩株化した数が増えていき、浮動株が減りますよね。その分値幅が大きくなっていく傾向になりやすいということになります。
流動性を考えた場合では微妙になってしまいますが、空売りが溜まっている場合では有効になってきます。
安易に空売りを追加できなくなる可能性はありますし、デメリットとメリットはあると思います。
あくまでもこれは一例であり、こうなるかどうかについてはホルダーの質と呼ばれる部分になります。
ホルダーの質とはなんでしょうか?よくよく考えてみて頂けるといいでしょう。
この違いがわかれば大きく変わります。
ぜひ皆さん自分で考えてみてください。ヒントはここにあります。
投資と投機の違いについて説明しましたが、如何でしょうか?
星詠れいがおすすめするなら投資ということでよろしくお願いします。
良い企業を探し当てて、企業を応援するために良い投資をしていき、資産価値を大きく高めていきましょうね。
みなさんも大きな資産価値を持つ株を持つことを楽しみにしています。

投資の重要性を理解できたなら、意識して株の取引をしていきましょう。
基本は中長期で資産生成をしていくことです!
株式取引 まとめ
✅株で大切な基本📕
☑株の言葉📝
📚株の基礎知識🏷️
🏦株の証券用語📗
🧮株の考察💡
🔍株の選定👀
💴株の買い時📈
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トンピンさんのポストを基本にして、株に関連する全ての出来事を勉強中の身です。
市場の健全化にひとつの助けとなれば幸いです。
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