おはこんばんにちわ🎵
この記事では株式取引をやる方については覚えておきたい『カップウィズハンドル』についての考察記事になります。これは星詠れいが独自でなぜこういう現象が起こるか考察してみたものになります。
よろしくお願いいたします。
ここではチャートを作る際に発生することがある『カップウィズハンドル』についての星詠れいの個人の考えになります。
なぜカップウィズハンドルが発生するのかの説明を含めここで解説してみようと思います。
星詠れいは株に関しては2024年の7月からスタートであり、
まだまだ勉強中の身であることをご了承ください。
株式取引に関連する総合まとめは以下のサイトで紹介させていただいています。
カップウィズハンドルについては、他のサイトで説明が多くされているのでそちらでご覧になってもらって大丈夫です。
ここではなぜカップウィズハンドルの形状としてチャートに現れるようになるのか。
そういう目線を個人投資家、大口投資家、機関投資家の目線で考えてみての考察になります。
それぞれの立場となってみると自ずと答えが導かれて来ることになるかなと思いまとめてみました。
うちの方で図を作成するのは遠慮させていただきました。
以下の一例のブログで参考にしてみてください。
もちろん全ての銘柄でこういうことが起こるわけではありません
例えば、好材料IRが連発していてカップウィズハンドル形成中に株価が急激に上昇するなどの例外が発生することもありますし、業績悪化などの悪材料IRが出たら形成中に下落をしていくこともあります。
こればかりは会社の業績次第ということですので、しっかり調べておくと良いと思います。
カップウィズハンドルの生成には会社の業績が良好な場合にのみ適用されますので、ここはしっかり理解しておいて下さい。
信用買いは絶対にしてはいけません。
あなたが信用買いをするからカップウィズハンドルがうまく生成されない可能性も高くなります。
信用買いすることであなたの資産が減る可能性のほうが高いでしょう。
それも現物買いをしたみなさんにまで迷惑をかける存在になることでしょう。
必ず現物で買うことを徹底してお願いします。
好材料や上方修正などでの買い殺到で株価が急上昇する時期です。
もしくは、かなり前からヨコヨコしていたりする場合もあります。
短期目線でのポジション解消での利確売りになります。
空売り機関投資家も併せて売り圧が強くなる時期です。
株価下落が続くので売り圧が続く時期になります。
空売り機関投資家も空売りを追加していく時期です。
カップウィズハンドルのカップ底部分になります。
中長期目線での買い集めポジションになります。
空売り機関投資家はバレないように買い戻す時期です。
個人投資家はMACDのゴールデンクロスを見て順張りしていいかも。
空売り機関投資家は同じく大きく株価上昇しない範囲で買い戻しし続けます。
前回高値掴みした組のポジション解消が続出する時期です。
空売り機関投資家は再度の空売りを再開させます。
カップウィズハンドルのハンドル部分になります。
利確売りが増えていく中でハンドル底生成のために買いが続く時期です。
中長期目線ホルダーの再度買い増し位置です。
ハンドル部分で売る人がいなくなれば、上昇フェーズになります。
ここで明確に前回高値を超える勢いの買い圧があれば、カップウィズハンドルの完成です。
買い圧が少なければ、再び株価下落しての三角持ち合いなどに繋がる可能性が高いです。
どこから入るにしても必ず現物で買うことを徹底して下さい。
そうしないと、カップウィズハンドルは生成される可能性は低いです。
INタイミングについては下記のとおりに示しています。
| フェーズ分け | IN | 株価 | 出来高 （傾向） | MACD | 信用買い （傾向） | 空売り （理想） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| １．上昇フェーズ | 上昇 | 急増 | 激増 ダメ絶対 | |||
| ２．天井打ち | 反転 | 少し減る or変わらず | DC | 微減少 | 激増 | |
| ３．反転下落フェーズ | 下落 | 減る | 減少 | 増える | ||
| ４．底固めフェーズ | ヨコヨコ | 少し減る 細る | GC | 減少 | 細ったら 減る | |
| ５．再上昇フェーズ | 上昇 | 変わらず | 不変 | 減る | ||
| ６．前回高値タッチ（再天井打ち） | 反転 | 少し増える？ 変わらず | 減少 | 減る | ||
| ７．再度下落からの底固めフェーズ | ヨコヨコ | 少し減る 細る | 不変 | 増える | ||
| ８．前回高値再タッチからのブレイク | 上昇 | 急増あり | 増える 可能性あり |
ここでは大きな材料か何かのIRによって投資家たちが一斉に買いに集めてくる時期になってきます。
このときに大事なことは現物買いでしっかり上昇している銘柄に関してはカップウィズハンドルはおそらく遅いタイミングで発生します。
上昇の早い段階で信用買いも大きく発生していた場合は、間違いなく近い時期に次のフェーズに入りやすいです。
理由は信用買いが大きく増えてしまった銘柄というのは、間違いなく空売りに狙われる可能性が高いです。
また、ある程度の上昇で利確ラインを決めている方々の利確売りも間違いなく出ます。
そういうわけで、どこかのタイミングで天井を打ちます。
天井を打った後でも買いが続く場合は、ボリンジャーバンドの上限近くを継続しながら続きます。
それでもどこかで天井を打つ可能性が高いです。
個人投資家
・現物で新規に買いに向かう
・信用買いで新規に買いに向かう
機関投資家
・おそらくですが買いに走ってるのは少ない可能性が高い印象あり
株価の急上昇
陽線や窓開けの発生
出来高の急増
MACDの上抜けもしくはMACDが強い状態がずっと続く
RSIでは80~100まで近づく
ボリンジャーハンドの上限タッチしながら株価上昇
こういう急上昇中の銘柄に関しては触らないことをおすすめします。
高値掴みになりやすいリスクを孕んでいます。
日本の株、銘柄はとても多く存在するので他の銘柄を探していくほうがいいでしょう。
急騰した銘柄を見つけたら飛びつかずに、一旦様子見をして監視リストINだけしておきましょう。
天井打ちを確認できたなら、その時点で売り圧が強くなっていきます。
各テクニカル分析でも売りシグナルが点灯することから個人も機関も売りが殺到していきます。
テクニカル指標では、RSIやMACDのデッドクロス発生予測、ボリンジャーバンドウォークからの離脱、平均移動線からの大きな乖離などがあります。
中長期目線でなく、短期目線であれば売っておいてもいいかもしれませんね。
これはどの銘柄でも起こり得ます。
個人投資家
・天井を打ったことで利確してポジションを減らす
・前回買い集めた現物組が一斉にポジションを減らす
機関投資家
・機関投資家の空売りによって株価の下落を狙う
これらが一斉に発生することで天井を打って急落していきます。
株価の上昇が急に止まる
陰線や十字線の発生
出来高の低下
MACDのデットクロス危険点灯
RSIの80~100の天井打ち
上昇中のフェーズと同じく、高値掴みになりやすいリスクを孕んでいます。
ここでは絶対に買わないでおきましょう。
買わずに更に上昇して買い場を失うリスクより、下落するリスクのほうが大きいです。
これは断言して良いと思います。
なので飛びつきで入らないで様子見を継続していきましょう。
ここで下落フェーズに入ります。
これはどの銘柄でも例外なく起こり得る現象です。
ここで起こることとしては、上昇フェーズで買いに走った投資家が株価の下落に耐えきれずに株を手放すということが続出することによって起こります。
ただし、これは機関投資家の空売りがしっかり入っているかどうかをチェックしておくといいかもしれません。
空売りが入っている銘柄はどこまで落ちるかも予測できないので、ここで買いに走るのはおすすめできません。
次の底固めフェーズでしっかり株価の下落が落ち着いたのを確認するのを待ちましょう。
個人投資家
・天井を打ったことで利確してポジションを減らす
・信用買いで持っていたポジションで下落に耐えきれずに手放す
・現物で持っていたポジションで下落に耐えきれずに手放す
機関投資家
・機関投資家の空売りによって株価の下落を引き続き狙う
これらが一斉に発生することで続落していきます。
陰線の発生
株価の下落が止まらない
出来高の低下
MACDでデッドクロスが発生し下落する
RSIでは20へ向けて落ちる
・意識されやすい株価の位置を予め予想しておく
・意識される株価のいくつかに線を入れて、観察しておく
・監視リストに入れて、落ち着くのを待つ
もしくは、どうしてもほしいのであれば100株だけの打診買いをしておきましょう。
このフェーズになってくると、出来高がどんどん細ってくるのが大きな特徴です。
ここで信用買いが更に増えてしまうと、最悪のパターンに繋がる可能性が高いでしょう。
カップウィズハンドルすら出来上がりません。
信用買いが増えるということは機関投資家の空売りが更に激増するだけです。
次の再上昇フェーズまでの時間が伸びるだけになります。
ここで大事なのは、
・信用買いのふるい落としで株を手放す人をできるだけ作ること
・底固めフェーズでしっかり現物で買い集める人を増やすこと
・新規の信用買いを増やすことは厳禁
チャートの形状として理想なのは
・底固め時のチャートの形状が鍋底みたいに平らな形式になっていることが大事
・V字形みたいに鍋底が平らでないものに関してはカップウィズハンドルとしては弱いので形成しないこと
板のつき方で特徴的なこと
・売り板の少し上の方で少し多めの売り株数が存在することが多い
・これは機関投資家か大口投資家が安いところで買い集めたいからあえて上値が重いように演じさせる
・そうすることで個人投資家は買いに走りにくい状況を作り上げる
個人投資家
・信用買いで持っていた人で追証に耐えきれずに手放す
・現物買いで持っていた人で下落に耐えきれずに手放す
・ポジションを持っていない人が現物で少しずつ集めてくる
機関投資家
・空売りで更に株価の下落を狙う
・大口投資家が特定の株価で買い集める
株価の下落が一旦落ち着く
下影陽線や下影陰線が多いチャートであれば好印象
出来高が段々と細ってくる
MACDでは強気のダイバージェンスが発生する可能性がある
RSIでは20付近まで落ちてくる
株価の下落が落ち着いて底値を確認できたタイミングで入る
MACDでゴールデンクロスが出たタイミングあたりで入るのがいいかもしれない
RSIでもチェックしてみて売られすぎのサインが出ていた場合でもINの検討の価値あり
必ず現物で買い増しをしましょう。
この段階で信用買いが急増するような場合があれば、株価の続落に注意
ここで起こる大きな特徴は出来高が大きく変化しないまま、株価が上昇する形です。
多分このような形になっていることが多いかなと感じます。あくまでも経験上の話です。
誰も売る人がいなくなったので、空売り投資家としては利益を確定するために少しずつ買い戻しをし始めます。
その際には出来高を大きく増やさずにゆっくりと買い戻しをしていくことで新規の買いが発生しないようにするのかなというのが感じられます。
個人投資家
・MACDのゴールデンクロスを見て新規に買う人が増えてくる
・底値をチェックした人から新規に買う人が増えてくる
・下落がなくなることから元々ポジションを持つ人がキープし続ける
機関投資家
・空売り機関投資家が株価の下落を期待できなくなることから買い戻しを始める
株価が少しずつ上昇する
少しずつ陽線が増えてくる
出来高はそこまで急増しないことが多い
MACDがゴールデンクロスしかける可能性がある
MACDでゴールデンクロスが出たのを確認して
そのうえで少しでも株価が上がる兆候が見られるようになれば流れに乗っておくこともあり
ただし、ここは騙し上げの可能性の高い位置になるので、チャートの動きはチェックしておく
信用買いが増えてないかどうかも併せてチェックしておくのがいいでしょう。
前回高値というのは、前回高値までに買ったポジションでマイナス損益から離脱するために微益利確や微損利確をする投資家が少なくとも発生するからです。
また、底固めでじっくり買い集めた人の一部で短期組の場合は利確してくる可能性が高いです。
その結果前回高値付近で売りが大量に発生しやすいということになります。
こうしてまた株価は下落に向かいます。
個人投資家
・下落に耐えきった信用買いの利確売りでのポジション解消
・下落に耐えきった現物買いの利確売りでのポジション解消
・底固めフェーズでの短期利確組の売り
機関投資家
・底固め時に現物買いで増やしたポジションを少しずつ減らす場合もある
・空売り機関はここで再度売り仕掛けをする可能性が高い
・株価が天井を打つ
・陰線や十字線が発生しやすい
・出来高がちょっと増える可能性はあるが大きく増えない
中長期で見ているのなら、ここで利確せずホールドしておきましょう。
利確する人が多ければ多いほど次の下落でまた時間が掛かる可能性が高いからです。
中長期で見ている場合は信用買いがどのくらい増えているかもチェックしておいてもいいでしょう。
ここでまた増えてしまうようなら株価下落が大きめに再び起こる可能性が高いと見ておくべきです。
逆に短期目線で見ている人は利確しておいてもいいかもしれません。
ですが、業績をしっかりチェックし空売り機関の空売り量や売り残＋貸付残が多い銘柄であればここで売るのはもったない可能性が高いです。
なぜなら踏み上げる可能性のほうが高いので、今ここで現物ホルダーが減ればまた時間がかかることになります。
ここで再び買い集められる人は買い増ししていいタイミングになるでしょう。
高値に一旦タッチして売られることにより株価が下落していきますので、ここで再び買い集めて現物ホルダーが増えていけば大成功になります。
ここで信用買いが増えてきたら、それは最悪のパターンになります。
また機関投資家に空売り仕掛けされて大きく株価が下落していくことでしょう。
これは断言していいと思います。
個人投資家
・再度下落したことから中長期目線でのホルダーは買い増しする
・カップウィズハンドルを理解している方であれば買い増しする可能性あり
機関投資家
・再度、底値をチェックするまで空売りは増えるかもしれないが、前回より勢いが弱ければOK
株価が下落する
出来高が再び減少に入る
MACDのデットクロスに入る可能性もある
強気のダイバージェンスがここでも続行していればOK
中長期目線で見れる人は再度買い増しのチャンスの到来です
取得単価を少し増やしても大丈夫であれば買い増しましょう
必ず現物で買い増しをしましょう。
この段階で信用買いが急増するような場合があれば、株価の続落に注意
高値更新が明確になるとブレイク成功で、次のステージに突入です。
そうして、１．の上昇フェーズに再び入ることになります。
カップウィズハンドルを理解している人が一気に買いに走る場合もある
個人投資家
・短期目線で買う人が中心かもしれないが、ブレイク狙いで買う人がいそう
機関投資家
・中長期目線で買い増しをすることもある。
・空売り機関投資家は空売りを更に仕掛ける場合もあるが、何もできなくなるかもね
株価が上昇する
陽線が連続して出るようになる
出来高が少しずつ急増するといい傾向
前回抵抗線から上抜けするとそこから一気に軽くなる可能性が高い
明確に高値ブレイクしたなら、此処から先は資金力のある方だけで株のやり取りしてもらうほうが良いと思います。
ブレイクするということは底固め時に買った取得単価より明確に高値になっている確率のほうが高いので、取得単価を上げたくなければ買うのを控えて、別の銘柄を探していくほうがいいでしょう。
底固め時に買い集められた方々はおめでとうございます。
次の高値で一部利確して、恩株にするのもありです。
または、もっと成長が期待できる銘柄であれば全部ホールドして現物を持ち続けて信用買いを増やさせないようにすることが大事です。
カップウィズハンドルというのは機関投資家の思惑で操作することが可能なものなので、個人投資家がやるべきことといえば、しっかり底値を見極めて買うということを徹底していくことです。
カップウィズハンドルは流れとしては自然に発生することが多いので、だましに遭わない限りは形成されているかチェックをしてみてもいいでしょう。
しっかりカップ底を見極めてから買いにいきましょう！
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