
おはこんばんにちわ🎵
この記事では売買内訳データについてお話するとともに、松井証券で使えるアプリで売買内訳データをビジュアル化したものがあるのでその紹介となります。
よろしくお願いいたします。
売買内訳データについてのお話になります。

星詠れいは株に関しては2024年の7月からスタートであり、
まだまだ勉強中の身であることをご了承ください。
株式取引に関連する総合まとめは以下のサイトで紹介させていただいています。
東証が社内業務(市場運営、規制など)に用いている情報であり、社外における利用(投資分析、リスク管理、レンディング業務等)を期待しています
当日のデータが日々18:00に配信されます
内部利用サービスは、機械的にデータを処理することを想定し、より長い期間のヒストリカルデータ、より詳細なデータ項目となっています。
外部配信利用サービスは、人が直接データを見て判断することを想定し、一定程度集計したデータ項目となっています。
信用取引は原則として、反対売買を行って返済します。
投資家は信用取引を返済する場合は、その取引が信用取引の返済取引である旨を証券会社に対して明らかにする必要があります。
証券会社は信用取引の新規注文と返済注文を東証に発注する際には、信用取引フラグを付与して発注する必要があります。
売買内訳データでは、信用取引の新規取引及び返済取引の情報を含みます。
この判別方法を東証では、信用取引の発注時に付与された信用取引フラグの情報をもとに集計されています。
投資家は空売りを行う際に、その注文が空売りであることを証券会社に対して明らかにする必要があります。
また、証券会社は顧客の取引が空売りであることを確認するとともに、東証への発注の際に、空売りフラグを付与する必要があります。
売買内訳データにおいて、売り注文は実売りと空売りに区分されます。
この判別方法を東証では、空売りの発注時に付された空売りフラグの情報をもとに集計されています。
各自、以下に参照するPDFを開いておいて確認をお願いします。
ここに書かれていることが売買内訳データの詳細の内容となっています。
知りたい方のみ開いてもらっていいかなと思います。
読み通してみるとおかしなことに気付きませんか?
「データ仕様書」の8ページ目を見てみましょう。
空売り返済による買いは記載されてない
「2:信用新規取引」「4:信用返済取引」「0:非信用取引」の記載があるにも関わらずにです。
『「空売りの返済買い」は絶対あるはずだから記載されるべき』と考えてます。
実際には、「5:空売り(価格規制あり)」「7:空売り(価格規制なし)」「0:非空売り」の3つしかありません。
ここに「空売り(規制あり)返済取引」「空売り(規制なし)返済取引」の2つが更にあって然るべきだと思います。
そうでないと「2:信用新規取引」「4:信用返済取引」の対面記載があるのに対しても変な感想を持ってしまいます。
よほど、都合が悪いんだろうなと思いました。
まぁこんなことを言ってもあちらには何も変化はないでしょうけど。
こちらで見ることが可能です。
これは松井証券の口座を開設しないと見れないものとなっていますので、見たい人は松井証券の口座を開設しましょう。
東証での売買内訳データについては当日の18:00にデータが公開されますが、
松井証券アプリでの売買内訳データの更新があるのは、当日の18:30のようです。
内容については、見た感じでもわかりやすいのでここでは説明しません。
便利だし、見ているだけでも楽しめるような作りになっているのでおすすめしたいと思います。
X上を見ているとあまりにも楽観的に考えている人々が多い印象があります。
お気軽に考えるから信用買いを増やしてしまいますし、現物派もポジティブになりすぎて後々慌ててしまうことになってしまうことだって十分に考えられるのです。
相場には信用買いをして夢見るような個人があまりにも多いので、思い通りにいかないことは絶対多く起こります。
特に空売りに対しての考察が甘い人たちに多いような気がしますが、よく注意をしておいたほうが良いと思います。
空売りというのは
基本的には当日に空売りの買い戻しする場合であっても、
最初に入れたものは空売りのフラグを付けています
売買内訳データで空売りの量が増えていても、
当日のうちに買い戻し完了している場合もよくあります
だから、空売りを捕獲しただとか空売りが増えているだとかそういうのは全く当てになりません。
ちゃんと分析するのであれば、当日の5分足チャートをちゃんとみて両方比較することが大切です。
売買内訳データと5分足チャートの両方を見比べることが大切
いずれのパターンにしても最悪の想定をしておいて臨んでおいた方が良いと思います。
そうすることによって今日はヘッジファンドの空売り仕掛けにやられてしまった日なんだなと受け入れるか、ヘッジファンドの空売り仕掛けは今日は失敗している可能性があるだろうと考えるのか落ち着いて分析することが大切です。
例えば、朝に出来高激増を伴ったかなりの量の空売りを仕掛けられているとします。
その後のチャートを見ると右肩下がりの状況のまま午後の引けまで変わらずであった場合。
信用買いをしている個人投資家の狼狽売りが連鎖して行われているから右肩下がりのまま、それに合わせて空売りの買い戻しもちょくちょく入っているかもしれないと考えて半分は買い戻されているだろうと考察します。
その結果として、空売り残が増えていたとしても空売りの全体の半分くらいだろうなと星詠れいは考えます。
厳しく考えても空売りはそんなに増えていないと考えるべきでしょう。
例えば、朝に出来高激増を伴ったかなりの量の空売りを仕掛けられているとします。
チャートを見ると右肩下がりではあるが、午後の引けにかけて株価を戻してきている場合。
当日の空売りの買い戻しを行っているから空売りはそんなに増えていないだろうと考えます。
その結果として、空売り残としては全く増えてない状況であるだろうと星詠れいは考えます。
厳しく考えても空売り残を減らしている可能性は考えたほうが良いと思います。
朝のうちは平穏であり、出来高が落ち着いているとします。
午後になって突然急に大量の出来高を作って空売りを仕掛けられてきたとします。
その直後に少しの出来高(大量の出来高の1/5とかでもいい)だけでもとの株価に戻ったとしましょう。
その後大きな出来高が作られず、そのまま上下動があまりなく午後が終わるとします。
この場合は、大抵のパターンですが、買い板に予め大量の買い注文を用意して並んでいた個人投資家や大口機関投資家がいたとして待ち構えていてしっかり空売りを吸収して、その後にちょっとだけ買われていくことによってもとの株価に戻った可能性が高いでしょう。
これは空売りが失敗している可能性が高く、空売り残がそのままの数量分増えている可能性はあります。
厳しく考えても1/3は買い戻ししてあって、残りの2/3は買い戻せてない空売り残で当日に増えたものとして考えていいと思います。
朝のうちに急な急騰があって、その後にゆっくりと右肩下がりになっていくチャートがあるとします。
急騰時は空売りの買い戻しでもいいし、単に大口の仕掛けでもどちらでもいいでしょう。
その後にずっと空売り仕掛けられて反転のきっかけもなく、そのまま右肩下がりのまま午後を終えるとします。
天井が+5%とか+10%あってもいいですが、まぁ、よくて前日比終値プラス+1%とか+2%引けとかでも構いません。
この場合、最悪の想定として考えられることをまず考慮します。
急騰があった場合、飛びついて買っていく信用買いイナゴ組がたくさんいる可能性は高いと思います。
残念ながら今の金融リテラシーの低い日本の個人投資家たちであれば可能性は高いと言えるでしょう。
その場合、急騰後の天井で空売りを仕掛け始めてその後の買い圧力がなければゆっくりと株価が下落していくことになりますが、その際に飛びついた信用買いイナゴ組が右肩下がりのチャートに耐えきれず手放していくことになります。
賢い人はとっくに天井付近で利確していくことでしょうから、取り残された信用買いイナゴ組が損切りすることができずそのまま持ち越しとなっていくケースとかですね。
こういった場合、空売り仕掛けは成功していて空売り残は増えてはいても信用買い残が増えている可能性が高いでしょう。
そうなると次の日もその次の日も追加の空売り仕掛けでどんどん株価下落を仕掛けて株を手放しさせようとするでしょう。
まぁ、この場合の空売り残増加はあまりいい意味ではないでしょう。
信用買い残が増えて空売り残も増えるというのは通常あまり良くありません。
信用売買が多いときというのは、大抵において人気のある銘柄であり、デイトレードが入っていることがとても多いと思います。
流動株が大量にあるプライム市場で特に人気のある銘柄だと出来高が非常に多い時があるのですが、こういうところにデイトレードが入ってくることはあります。
また、スタンダード市場やグロース市場であっても同じく、特に人気のある銘柄では売買の出来高が多いものがあるのですがこれらも入ってきていることが多いでしょう。
こちらの場合は動意が付いたときに一気に出来高が増えて、そこでデイトレードが入ってくるようになるといった感じになります。デイトレード組は値幅があるほうを好みますから、動意が付いてかつ時流の流れに沿った人気のある銘柄に一斉に集まってきます。
なので、こういった銘柄の場合は中長期目線で保有する予定でいる方は安易に入らないようにしましょう。
入るのであれば、暴落時や調整時期に入ったときあたりがちょうどいいかもしれません。
こちらではいわゆるヨコヨコ時期と呼ばれるときであり、こういうときには売りたい人がいればいるほど出来高が少し多くなって、買いたい人が買われていくことになることが基本的だと考えます。
このときに、売っている人が例えば、空売りであった場合には空売りの場合は大量に仕掛けられて大幅に株価下落を仕掛けられることが多いと思いますが、その時に気をつけたいこととして1つあります。
株価下落に伴って、信用買いが増加していた場合では要注意だと思います。
また、株価が急激に上昇したりしたあとの反落時のときは、空売りの他に安く買い集めていた人の一部利確などによって株価下落があると思いますが、こういう場合は現物まで減ってきています。
こういう時に、現物が減った上に信用買いが増えたとなれば、それは非常に良くないことが起こったと言えるでしょう。
信用買いが増えることはイコール「空売りを追加で仕掛けて信用買い組の損切りを狙おう」と考えるヘッジファンドは絶対に存在すると思います。
こうなったら株価上昇は厳しいものになるでしょう。
ヘッジファンドの考える適切な株価にまで落としてそこでやっと株価下落が止まって再び買い集められていく流れになると思います。
相場とはそういうものです。
注意して臨んだほうがいいでしょう。
空売りの増加だけで喜ぶのはよくありません。
空売りの増加だけじゃなく他の要素もセットで考えなければなりません。
相場にいると、数少ない銘柄でおかしいものがちらほら存在しています。
チャートでは右肩下がりではあるのですが、明らかに空売りが多すぎるのに貸株残が増えていなかったりする場合が見られます。
まぁ、信用買いが多すぎてそれらを手放すために空売り仕掛けしてきていることはよくあるので、一概に全てそうとは言えませんが、そうであっても貸株残はある程度増えている可能性はあると思います。
ただ、稀に空売り残と貸株残があまり増えてなかったり減ってたりしているものが見受けられることがあります。
こういう時はネイキッドショートを疑ってもいいと思います。
明らかに空売り増加と貸株残の増え方で違和感があったら、星詠れいはネイキッドショートを真っ先に疑います。
空売り残高に出ない0.5%未満の空売りに留めていて複数のヘッジファンドで回している可能性も考慮します。
0.5%以上になれば強制的に空売り残高報告に出てくることになるのでこちらは避けられませんが、0.5%未満であれば出てくることは一生ありません。
貸株残の増加にも注目していて、こちらは実質空売りに使われていることと似ている形になります。
これが売買内訳データの空売りの増え方と、貸株残の増え方で乖離がある場合は疑いましょう。
考えられるのは、協会員に入っていないヘッジファンドは貸株残の報告に出なくてOKということがありますので、こちらを疑います。
協会員に入ってなかったら別に報告する必要性がないですから当たり前ですが、貸株残は増えません。
詳しくは以下の関連記事にて紹介しています。
どうぞ、参考程度に見てみてください。
東証の売買内訳データについてお話してみました。
データ自体は、ずっと前から存在していたのですが、2024年夏から松井証券アプリによって一般人にもわかりやすく公開されるようになりました。
思えば、この時期以降X上でこのアプリを使った分析が広まってきたように思います。
しかし、理解力がまだまだ足りてなさそうな方々がおられるので注意喚起として今回記事作成してみました。
有効に使えるけど、使い方と認識を間違えてはいけないのでそこは要注意事項として終わりにしたいと思います。

売買内訳データをうまく使いこなしましょう!
株式取引 まとめ
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トンピンさんのポストを基本にして、株に関連する全ての出来事を勉強中の身です。
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