【ゲーミングパソコン】CPUの基礎・おすすめ・選び方

星詠れい
星詠れい

おはこんばんにちわ🎵

ここではCPUについての基礎と細かい項目について簡単に解説していきます。
よろしくお願いします。

CPU

用語:CPU

CPU:Central Processing Unit
中央演算処理装置


プロセッサー(processor)ともいいます。
パソコンで扱われるデータはCPUを通して制御・計算(演算)を行います。
CPUは性能が高いほどデータ処理速度が速くなります。

CPUの構成要素として、パッケージ、ダイ、ピン
ダイには演算処理を担う大量のトランジスタ回路を形成するものがあり、これによってパソコンは動いています。

おすすめのCPU

Intelであれば最新世代のCore i7(Core i7 14700)のもの
AMDであれば最新世代のRyzen 7(Ryzen 7 7700XやRyzen 7 7850X3D)のもの
をおすすめします。高すぎず安過ぎず程よいコスパのいいところがここになります。
ただ、需給によっては値段の変動はありますので、買い時は決まっていません。ここは注意が必要です。

基本的にはIntelのメーカーをおすすめしたいと思います。
幅広く使われているCPUですし、動作も安定感が高いです。
オーバークロックさえしなければ不具合は出にくいと思います。
(普段使用時でオーバークロックするほどに必要な場面がくることはならないはずです。)

CPUのメーカー

タイトル特徴
Intel Coreシリーズシングルスレッドが強い
安定性が高く、ゲームでもこちらを基準にしていることが多い
シェア率はおおよそ7割ほど
AMD Ryzenシリーズマルチスレッドが強い
価格が安く、クリエイター系の作業が得意
シェア率はおおよそ3割ほど
キャプション

タイトルIntel CoreAMD Ryzen
シングルスレッド得意
マルチスレッド得意
コスパ良い
シェア率7割3割
キャプション

Intel

Intelの場合は「Core i9 14900」「Core i9 14900K」「Core i9 14900F」「Core i9 14900KF」「Core i9 14900KS」
というように製品があります。

「Core i9 14900K

タイトル内容数字の意味備考
CoreブランドCore:ゲーム用グラボのシリーズ
i9グレードi9:ウルトラハイエンド
i7:ハイエンド
i5:ミドルレンジ
i3:エントリー
・数字が大きいほど高性能
14CPUの世代15:15世代(2024年発売予定)
14:14世代(2023年発売)
13:13世代(2022年発売)
12:12世代(2021年発売)
・基本は約1年おきに
 世代が新しくなる
・数値が大きいと新機種
900SKU(製品ナンバー)
シリーズ内のグレード
900:ウルトラハイエンド
700:ハイエンド
500:ミドルレンジ
300:エントリー
・同シリーズの世代内で
 数値が大きいほど高性能
無印同型番中のカテゴリ(規格)内蔵GPUありOCなし
K同型番中のカテゴリ(規格)内蔵GPUありOCあり
F同型番中のカテゴリ(規格)内蔵GPUなしOCなし
KF同型番中のカテゴリ(規格)内蔵GPUなしOCあり
KS同型番中のカテゴリ(規格)内蔵GPUありOCあり・Kより動作クロック高い
キャプション

第14世代 Intel Coreの場合

タイトルCore/ThreadClock
(ベース/ブースト)
内臓GPUOC
Core i9 1490024/322.0GHz(5.8GHz)あり
Core i9 14900K24/323.2GHz(6.0GHz)ありあり
Core i9 14900KF24/323.2GHz(6.0GHz)あり
Core i9 14900F24/322.0GHz(5.8GHz)
Core i9 14900KS24/323.2GHz(6.2GHz)ありあり
Core i7 1470020/282.1GHz(5.4GHz)あり
Core i7 14700K20/283.4GHz(5.6GHz)ありあり
Core i7 14700KF20/283.4GHz(5.6GHz)あり
Core i7 14700F20/282.1GHz(5.4GHz)
Core i5 14600K14/203.5GHz(5.3GHz)ありあり
Core i5 14600KF14/203.5GHz(5.3GHz)あり
Core i5 1450014/202.6GHz(5.0GHz)あり
Core i5 1440010/162.6GHz(4.7GHz)あり
Core i5 14400F10/162.6GHz(4.7GHz)
Core i3 141004/83.5GHz(4.7GHz)あり
Core i3 14100F4/83.5GHz(4.7GHz)
キャプション

AMD

AMDの場合は、「Ryzen 9 7900」「Ryzen 9 7900X」「Ryzen 9 7900X3D」「Ryzen 9 7950X」「Ryzen 9 7950X3D」
というようにあります。

「Ryzen 9 7900X

タイトル内容数字の意味備考
RyzenブランドRyzen:ゲーム用グラボのシリーズ
9グレード9:ウルトラハイエンド
7:ハイエンド
5:ミドルレンジ
3:エントリー
・数字が大きいほど高性能
7CPUのシリーズ9:(2024年発売予定)
8:(2023年発売)
7:(2022年発売)
・基本は約1~2年おきに
 世代が新しくなる
・数値が大きいと新機種
9SKU(製品ナンバー)
シリーズ内のグレード
9:ウルトラハイエンド
8:ハイエンド
7:ハイエンド
6:ミドルレンジ
・同シリーズの世代内で
 数値が大きいほど高性能
50SKU(製品ナンバー)50:00より高性能
00:標準
・50が同型版の高性能
無印同型番中のカテゴリ(規格)・デスクトップ向けの標準モデル
X同型番中のカテゴリ(規格)・デスクトップ向けの高性能モデル
・ベースクロックが高め
X3D同型番中のカテゴリ(規格)・3D V-Cacheを搭載。
・キャッシュ容量が通常より多い
キャプション

第5世代 Ryzen 7000台

タイトルCore/ThreadClock
(ベース/ブースト)
Ryzen 9 7950X3D16/324.2GHz(5.7GHz)
Ryzen 9 7950X16/324.5GHz(5.7GHz)
Ryzen 9 7900X3D12/244.4GHz(5.6GHz)
Ryzen 9 7900X12/244.7GHz(5.6GHz)
Ryzen 9 790012/243.7GHz(5.4GHz)
Ryzen 7 7800X3D8/164.2GHz(5.0GHz)
Ryzen 7 7700X8/164.5GHz(5.4GHz)
Ryzen 7 77008/163.8GHz(5.3GHz)
Ryzen 5 7600X6/124.7GHz(5.3GHz)
Ryzen 5 76006/123.8GHz(5.1GHz)
キャプション

CPUのスペック

CPUのスペックには以下のようにあり、それぞれ性能表に記載されています。
・クロック数
・コア数
・スレッド数
・キャッシュメモリ
の4種類が代表的なものになります。

クロック数(動作周波数)

用語:動作周波数

Number of Clock:クロック数
Clock Frequency:クロック周波数
CPUの処理速度に直結する数値で、単位はGHz表記


ベースとブーストまたはターボがあります。
ベースクロック(標準動作周波数):CPUの作業負荷が低い時の動作周波数
ブーストクロック(最大動作周波数):CPUの作業負荷が高い時の動作周波数

コア数

用語:コア数

Number of Cores
CPUの核となる部分で、実際にデータを処理している部分


コア数が多いほど、複数のアプリケーションを同時起動した際の処理性能が高くなります。

タイトル内容英語初出インテルCPU
(第6世代 SkyLake以降)
1コアシングルコアSingle Core
2コアデュアルコアDual Core
4コアクアッドコアQuad CoreCore i7 7700(2016)
6コアヘキサコアHexa CoreCore i7 8700K(2017)
8コアオクタコアOcta CoreCore i9 9900K(2018)
10コアデカコアDeca CoreCore i5 10900(2019)
12コアドデカコアDodeca CoreCore i7 12700(2021)
16コアヘキサデカコアHexadeca CoreCore i9 12900(2021)
24コアCore i9 13900(2022)
キャプション

スレッド

用語:スレッド数

Number of Threads
アプリケーションを制御する際の最小単位


1コアあたり1スレッドを処理することが可能です。
マルチスレッド対応CPUですと、1コアあたり2スレッドを同時進行が可能です。
これを「同時マルチスレッデイング:SMT:Simultaneous Multi Threading」と言います。
インテル製CPUでは「ハイパースレッディング・テクノロジー」と記載されています。

キャッシュメモリ

用語:キャッシュメモリ

Cache Memory

メモリの代わりになる一時的なデータの置き場をCPUに用意することで、参照する時間を短縮したもの

CPUの性能を限界まで活用する数値計算分野などでの利用は、キャッシュサイズが重要
この性質を大きく活かすために、SRAMというメモリが使われています。

用語:SRAM

SRAM:Static Random Access Memory

メモリ内はフリップ・フロップ回路で構成されている複雑な機構を持つメモリ
データ保持方法は「電圧印加」
大きな特徴は「電源を供給していないと記憶している情報を保持できない性質のメモリ」となっていることです。

フリップ・フロップ回路によって電気は自然と抜けずに動かないStatic:スタティック(静的)
DRAMより処理速度は高速だが、仕組みが複雑なのでコストが高い
そのためCPUのキャッシュメモリに使われます。
この種類は、「揮発性メモリ」であり電源が切れればデータも消えます。

CPUから近い位置(参照時間が短い位置)にあるキャッシュからL1(レベル1)、L2(レベル2)、L3(レベル3)となります。
キャッシュレベルが高くなるほどキャッシュサイズは大きくなります。

CPUの比較ポイント

比較ポイントでは、CPUの本体性能からさらに分析して性能をより深く探ったものになります。
また、CPUを実際に稼働してみての結果もベンチマークスコアとして出ています。
代表的なものとしては以下のようにあります。
・TDP
・ワッパ
・ベンチマークスコア

TDP

用語:TDP

TDP:Thermal Design Power
熱設計電力

大体の消費電力の目安となります。

ワッパ

用語:ワッパ(ワットパフォーマンス)

Performance per Watt
エネルギー効率・電力効率

1ワット当たりのCPU性能
入力されるエネルギー(電力)に対して、どれくらいの仕事(処理)を行えるかを表す値。
Pass Marrk Softwareで公開されています。

ベンチマークスコア

用語:ベンチマークスコア

Benchmark Score
コンピュータや製品がどの程度優れているかを数値化したもの


PassMark Software
というウェブサイトで公開されています。
英語なので、これを日本向けにわかりやすくしているのがドスパラプラスにて公表されていました。
このサイトでもわかりやすいでしょう。PC自由帳ではコスパも記載されています。

タイトル内容
CPU Mark RatingCPUの総合的な性能を数値化したベンチマーク
CPU Single Thread Rating
(CPU Mark)
シングルスレッド性能を表すベンチマーク
CPU Value
(Price Performance)
CPUのコストパフォーマンスを数値化したベンチマーク
キャプション

CPUの仕組み

コンピューターの5大装置の入力装置・出力装置・制御装置・演算装置・記憶装置のうち、
制御装置・演算装置を担うのがCPUです。

CPUの構成要素としては、
・パッケージ
・ダイ
・ピン
と大きく分かれています。

パッケージ

CPUのダイやピンを支えるのに大切な土台になるものです。

ダイ

バスインターフェース

データを他の部位とやり取りするための伝送路のことになります。
・外部インターフェース(CPU外部のメモリーと結ぶ)
・内部インターフェース(CPU内部のほかの回路と結ぶ)
があります。

制御装置

制御装置内容備考
算術論理演算装置
各種レジスタ
アキュムレータ
キャプション

演算装置

演算装置内容備考
プログラムカウンタ
命令レジスタ
インデックスレジスタ
基底アドレスレジスタ
デコーダ
キャプション

キャッシュメモリ

ピン

CPUソケットに接続されるピンになります。
世代を追うごとにピンの本数が増えていきます。

CPUについて解説されているブログサイト

CPUの製造に関連するサイト

終わりに

CPUはパソコンの頭脳になる部分です。
パソコンの快適にも繋がりますので、自身のやりたいことに合わせて適したCPUを買いましょう。

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星詠れいのTwitchリンク

星詠れい
星詠れい

こちらは主に活動しているTwitchのチャンネルです。
こちらの方で配信を行っています。

基本的にはアーティストを使って世界1位のカラスダウン数を目指していくというものになっています。
星詠れい自体はリアルの方で発達障害や社会不安障害などを抱えており、一般的に言うとものすごく人見知りします。そしてあまりしゃべらないような人です。
配信でも基本的には自発的に話すようなことはしないのですが、話題を振って頂いたら基本的にはお返しするように頑張っています。

他の多くの配信者のようにおしゃべりが得意といったそういった特徴は持ち合わせていません。
そこで配信にとっては不利になってしまいます。
それでもDBDのアーティストって楽しいんだよという魅力を伝えていくために活動しています。
よければぜひ遊びに来てください。お待ちしています!

星詠れいのYouTubeリンク

星詠れい
星詠れい

こちらはYouTubeの星詠れいのチャンネルになります。
こちらでは、配信での切り抜きがメインとなります。
主にプレイするゲームはDead by Daylightです。その中でもアーティストのみを使っています。

主に取り扱う切り抜きは以下の通りです。
・全滅をとるのに非常に大変だった試合
・難易度の高いチェイス中2連カラスを達成した試合
・一人でも通電後に逃げられた人がいた試合
になります。他の方とは異なる形のものをあげていきます。
星詠れいは負けても全然問題ないですし、それも魅力の1つだと思っています。
むしろ、負けた試合から何かを学べることも大事だと思いますので恥など感じず公開していきます。

よかったらYouTubeのチャンネルを登録してくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。

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