【ゲーミングパソコン】CPUクーラーの基礎・おすすめ・選び方

星詠れい
星詠れい

おはこんばんにちわ🎵

今回はCPUクーラーについてです。CPUの冷却はCPUの寿命に大きく影響されるので、ここでクーラーの特徴によっての特徴を理解して、自分にあったものを選択していきましょう。

よろしくお願いします。

CPUクーラー

用語:CPUクーラー

パソコンの頭脳であるCPUを冷却するためのパーツ

CPUは動作にともない発熱し、温度上昇が高くなりすぎると性能が低下してしまいます。
CPUクーラーを取り付けることでCPUを効率的に冷やせるため、パフォーマンスの低下を抑えることが可能です。
その結果として、CPUの故障のリスクが低くなり寿命を長くすることができます。

CPUが正常に動作する温度は40~50℃です。
高負荷を与えている場合での正常動作温度は60~70℃です。
80℃を超える時間が長くなると寿命が一気に短くなってしまいます。
それを防ぐために高性能(冷却が強力)なCPUクーラーが必要になります。

おすすめのCPUクーラー

簡易水冷のCPUクーラーをおすすめします。
最近のCPUクーラーは製品保証が3年を超えることも多く、製品によっては6年といったことがあり、年単位で壊れにくくなっています。
更に、CPU周りもスッキリして冷却能力が高いことでPCの動作に快適さが増しやすいといえると思います。

CPUクーラーのメーカー

タイトル内容備考
Noctua空冷クーラーでは静音性が高く優秀なことが多いおすすめ
DEEPCOOLおすすめ
COOLER MASTERおすすめ
FRACTAL DESIGNおすすめ
Corsairおすすめ
Thermaltake
NZXT
ZALMAN
SILVERSTONE
LIAN LIおすすめ
MSIおすすめ
キャプション

種類

タイトル内容備考
空冷(トップフロー型)ヒートパイプで熱を逃し、風で熱を逃がす
風は上部から送り込むのでマザボ全体を冷やす
コンパクトPCに採用されやすい
空冷(サイドフロー型)ヒートパイプで熱を逃し、風で熱を逃がす
風は横に行くので、エアーフローに有利
ハイエンドPCに採用されやすい
簡易水冷冷却性能が空冷より高い
ユニットが一体化しているので手間が少ない
ハイエンドPCに採用されやすい
本格水冷冷却性能が空冷より高い
自作になるので自由度が高い(手間はかかるが)
見た目に拘りたい人にどうぞ
キャプション

空冷式

空冷のシステムは、
・CPU上部で熱を取り込むのにベースプレート
・ヒートシンクを構成する金属フィン、風で熱を逃がすファン
・熱を移動させるためのヒートパイプ

CPUの熱は塗られたサーマルインターフェースマテリアル(TIM)のグリスを通して、銅やアルミニウムでできたベースプレートに熱が送られます。
ベースプレートからヒートパイプに熱がさらに移動していきます。
ヒートパイプから更に薄い金属フィンに熱が移動します。
そこで金属フィンから熱を放出し、ファンによって風で熱を押し出します。

用語:空冷(トップフロー型)

CPUの上部から風を送り込む方式

マザーボード全体にも風を当てることができるので、CPUだけでなくメモリや電源回路なども同時に冷却可能
設置場所をとらないため、コンパクトPCに採用されやすい

ケース内のエアフロー作りにあまり適していない点はデメリット

用語:空冷(サイドフロー型)

CPUと接したヒートパイプで熱をCPUから遠ざけてからヒートシンクに風を当てて冷やす方式

パソコンケース内の排気と同じく、基本的に前方から空気を取り込み、温まった空気は後方向へ排出する
ハイエンドCPUにはこれが適している

スリムタイプ・ミドルタイプのケースに搭載できない点はデメリット

水冷式

水冷式のCPUクーラーは、空冷式のCPUクーラーよりも冷却性能が高く、CPU周りの部品やメモリと干渉しにくいのでクリアランスを広げやすいのがメリットです。

水冷のシステムは
・CPU上部で熱を取り込むのにヘッド(水枕)、熱を運ぶポンプ
・熱を逃がす部分にラジエーター、風で熱を逃がすファン
・CPU上部と熱を逃がす部分を繋げるチューブと熱を運ぶクーラント(冷却液)
以上の要素で成り立っています。

CPUの熱は塗られたサーマルインターフェースマテリアル(TIM)のグリスを通して、ヘッド(水枕)を経由して冷却液に移動し、冷却液がチューブを通ってラジエーターに熱を運ぶ。
ラジエーターで冷やされた冷却液はポンプによってまたヘッド(水枕)に向かいます。
この繰り返しでCPUを冷やします。

用語:簡易水冷

水を使って冷却する方式
ラジエーターで水を冷やし、冷たい水を循環させることでCPUの熱を放熱させる

クーラント(冷却液)の水路が、ひとまとめのパーツ(ユニット状態)となっているため、パソコンへの組み込みもシンプルになっています。

オールインワン(以下AIO)水冷クーラーとも言われています。

用語:本格水冷

クーラーの部品や水路などを自分で構築する冷却システムの総称

リザーバータンクが追加され、ポンプの位置も異なりますが基本的には水冷のシステムと一緒です。
本格水冷ではクーラント(冷却液)の代わりにただの水を使うことも可能です。(定期的に入れ替えは必須)

CPUクーラーの大切さ(動画)

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